教育委員会との話し合い | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。まだ、残暑が続いていますね。玄関横のプランター家庭菜園が勢いを盛り返しました。


プチトマトも、新しい花が付きました。オクラも、また花が咲き、実がいくつかなり始めました。暑さがつづくとまだまだ収穫が期待できそうです。


自閉症スペクトラムの窓-プチトマト最終   自閉症スペクトラムの窓-オクラ最終
 

今日は、午前中、親の会で、市の教育委員会の人と懇談会をしてきました。支援シートの説明を受けるという話でしたが、実際は、今の学校における特別支援についての話合いでした。以下、話をした内容です。


○支援シートが使いづらいので、使い勝手を良くして欲しい。これに対して、支援シートの書式にこだわる必要はないとの返答を頂きました。先生方に、教育委員会から、研修会などで告知をして頂けるとのことでした。


○普通級の先生への特別支援教育の情報の周知。現在、普通級の先生向けの、勉強会、講習会は、まったく行われていないと聞きショックでした。是非、普通級の先生向けの研修、講習会をして、トップダウンで、特別支援の大事さをアピールして欲しいとお願いしました。


○中学校へ行くと、特に高機能自閉症やアスペルガーの子どもたちが、交流で授業を受けることができない現状がある。学力で遅れはないのだが、集団で授業を受けられない子の対応を考えて欲しいとお願いしました。


○教育委員会の方から、「診断は出ていないが、支援が必要な子の親に、子どもの特性をどう理解してもらうかが課題」と言う話がでました。「先生が困っている」という連絡の取り方でなく、「お子さんが困っているので、どうしたらいいですか」という、子どもを中心に考えた投げかけをして欲しいと伝えました。


このほかにも、色々な話がでたのですが、載せきれません。教育委員会の方は、普段学校の先生とのやり取りが多いそうなので、今日の親の会の生の声を聞いてもらえてよかったです。今後の指導に役立ててくれることを祈ります。


【今日のいいとこ探し】


夏休みの宿題で育てていた蕎麦に花がいっぱい付きました。自分から「茎がまっかかだ」と母に教えてくれました。また、夕方家まで送ってきてくれた療育先の先生にも、蕎麦の事を説明していました。人に自分のお気に入りを説明できるのって素敵ですね。


自閉症スペクトラムの窓-蕎麦の花