ひも靴の練習 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も過ごしやすかったですね。明日から、また暑くなるとのこと、夏バテで食欲落ちていたのに、この涼しさで少し回復してきた娘が心配です。


息子は、足のサイズが25センチになりました。「俊足」という、子どもの靴が好きだったのですが、24.5センチまでで、もうサイズがありません。ひも靴の練習を始めました。


自閉症スペクトラムの窓-靴ひも


靴は、今後のことも考えて、ベーシックな運動靴で、モデルチェンジのあまりない定番の「mizuno」のです。値段も手ごろです。


自閉症スペクトラムの窓-靴ひも2

息子が履きやすいように、上の穴を2つ、靴ひもを通してありません。そのまますっぽり履けばいいと思っていたのですが、なぜが息子は、いちいち蝶結びをし直しています。ひもがなかなか同じ長さにならないのでイライラしていました。


しばらくすると、親が教えたわけではないのですが、靴ベラを使って靴を履くようになりました。その方が楽なことがわかったんですね。


ひもを結ぶというのは、5年ほど前から、課題として取り組んできました。まずは、固結びから始まって、それができるようになると、蝶著結びを教えました。最初は、写真のように、目の前で、色を変えたロープをつかって練習しました。


自閉症スペクトラムの窓-ひも結び

それができるようになったら、エプロンのひもや、今回のように靴ひもに移行していきました。最初は、本人に「ひもを結ばないと困る」という状況が無かったので、取り組んでもらえずたいへんでした。


今回は、もう履く靴がなくなってしまうので、やる気が出ているようです。はやくひも靴に慣れてもらいたいものです。


【今日のいいこと探し】


娘が昨日から、クマのぬいぐるみを布から作っていました。自分の学校の裁縫バックを貸してあげていました。やさしい兄です。ただ、妹が中身をなくすので、母が言って、貸すのをやめてもらいました (^_^;)



自閉症スペクトラムの窓-クマのぬいぐるみ