小さい頃の記憶 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。息子の自由研究の蕎麦は、こんなに大きくなりました。蕎麦って、成長が早いですね。


自閉症スペクトラムの窓-連結A


今日息子の撮ってきた写真をパソコンに取り込んでいたら、「2003年の写真が見たい!」と息子に言われて息子3歳の時の写真を見ました。息子が小さくて、妹は、生まれたばかりです。


その写真を見ながら、「恥ずかしい」とか「引退した300系だ」、「これ大好きだったNゲージ」などと

いろいろ話してくれました。その話の感じからすると、息子は、かなり小さい頃の記憶が残っています。


以前のことですが、「いつから言葉を話し始めたのか?」という話に娘となり、それを耳にした息子が、

「5歳から、話しました。4歳までは、ぷんぷんでした」と言ったのです。


そうなので、息子がジャーゴン(造語)やエコラリア(オウム返し)をしなくなって、言葉を使いだしたのが、まさに4歳の誕生日の後から、それ以前は、日に何度もパニックを起こしていて、自傷もありました。


小さい頃の息子は、こちらの言っていることが伝わらず、たいへんでした。息子も、自分の気持ちをくみ取らない母に怒っていたのでしょう。かわいそうなことをしました。


ずいぶんと小さい頃の事を覚えているものですね。診断を受ける前だったので、母も、いろいろガミガミ怒ったり、時に手を挙げてしまったこともありました。小さい頃のことを、息子が思いだして何か言い出したら、きちっと謝らないといけないです。


息子は、ガイドヘルパーさんと、池袋まで電車を見に行きました。息子が帰ってきてから、見せてくれた写真は、息子の大好きな「電車の連結」写真です。


自閉症スペクトラムの窓-連結C    自閉症スペクトラムの窓-連結E   自閉症スペクトラムの窓-連結B   自閉症スペクトラムの窓-連結D

う~ん、電車の車両の連結写真がいっぱい。息子独特の美学です。何が、いいのかは、母には「???」です。


【今日のいいとこ探し】


オリンピックの日本勢の結果が気になる息子。朝一番早く起きてテレビをつけるので、オリンピック速報を起きてきた父と母に教えてくれます。


先ほども、自分の見たいテレビを見ながら、ニュース速報で、日本男子サッカーが、エジプトに勝ったことを知った息子が、わざわざ母のところまで、日本が勝ったことを知らせに来てくれました。人と勝ったことを共感したいということは、コミュニケーション能力の向上ですね。