夏休みの宿題 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、昨日のキャンプの疲れがどっと出て、何をやるのもつらい感じでした。でも、母がきっちりお膳立てしないと、何事もまわりません。がんばりました。


キャンプに映画と遊んで過ごした先週と違って、今週は宿題をやってしまおう週間です(ノ´▽`)ノ


まずは、自由研究の蕎麦の種まき。家庭菜園に蕎麦のプランターが仲間入りです。インターネット注文した蕎麦の種がなかなか届かず、今日になってしまいました。


収穫までを夏休みにやるのは、無理そうなので、買った蕎麦の実から、そば粉をとって、料理に蕎麦料理に挑戦してもらおうと思います。


午前中は、ポスターを描いてもらいました。最初は、「いじめと暴力防止」を選んだのですが、やめて防火のポスターにしました。最初、ケロロ軍曹を描くというので、それは出来ないといったら、何を描いていいか思いつかなくなってしまったようです。


なんだか、どこかで見たことがあるポスターですが、絵を描くのが嫌いな息子なので、よく頑張りました。


≪苦手意識のあるポスターを描いてもらうために≫


まず右側のA4サイズの紙に下描きをしてもらいました。色鉛筆で色を塗りながら色味や塗り分けを決めて行きます。


その下描きをもとに、四つ切り画用紙に鉛筆で下描きをしてもらいます。鉛筆が濃くならないようにそっと描くように指示して、消しゴムかけは母がしました。


黒マジックで縁取りをしてもらい、そこからなるべくはみ出ないように、絵具をぬってもらいました。絵具の濃さは、わからないのでそれは指示しました。


自閉症スペクトラムの窓-ポスター


あと、入学した時の工夫ですが、パレットが開けられなかったので、開ける向きを文字で書きました。

自閉症スペクトラムの窓-絵具道具2   

水入れにどこまで水を入れるのか、黒マジックで目印のメモリを書きました。


自閉症スペクトラムの窓-絵具道具1


親の準備とアドバイス付きですが、6年間、毎年夏休みに、ポスターを描いているので、ずいぶんうまくなりました。残りの宿題もがんばって欲しいものです。


【今日のいいとこ探し】


お父さんのいつも使っている電車が、人身事故で運転見合わせになっていると知った息子は、「お母さん、お父さんにメールして」と教えてくれました。やさしい息子です。