スモールステップ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。玄関横の家庭菜園のプチトマトが、何者かに食べられてしまう事件が起きました。


自閉症スペクトラムの窓-齧られトマト

虫ではないようです。鳥でしょうか。赤くなってくると、このようにすぐ食べられてしまいます。鳥よけにテグスでもはらないとダメでしょうか。困りました ( ̄_ ̄ i)


今日、支援級のお母さんと『スモールステップ』の話なりました。少しづつ課題の内容を上げていけばいいと話をしたのですが、具体的にいうことこんな感じです。


自閉症スペクトラムの窓-洗濯バサミ課題2   自閉症スペクトラムの窓-洗濯バサミ課題

文字を書くのが苦手なお子さんへの『指の微細運動強化』のスモールステップの一例です。文字をうまく書けないのは、手の指の筋肉が弱いことと、手首の柔らかさが足りないからだそうです。


①厚紙に大き目の洗濯バサミを挟むことから始めます。厚紙に色を塗り、色マッチングします。


②次に、洗濯バサミを小さい物にします。


③洗濯バサミを目玉クリップにします。また目玉クリップのサイズを小さくします。


④バチクリップにします。これも、サイズを小さいものにします。


⑤平面でなくて、立体的に挟むようにします(写真右)。


このような感じで、スモールステップで指の微細運動の強化をはかりります。


何かをして欲しい時、身につけて欲しい時は、結果をあせらず、スモールステップで教えて行くのが効果的ですね。


【今日のいいとこ探し】


夕飯に納豆を食べていた息子。娘は、大嫌いなのでイヤな顔をしていました。するとそれに気が付いた息子は、急いで納豆を食べおわって、先に台所に片付けに行ってくれました。


やさしい兄です。