全大学の過半数に発達障害者が在籍? | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。玄関横の家庭菜園と一緒に、プランターで花を育てています。今日は、唐辛子(鑑賞用)とピンクのペンタスを買ってきました。


我が家のプランターに咲く花は、ホームセンターで気に行った物を買ってきて、枯れてしまったら残念ながら捨てて、生き残った物だけがプランターに植わっています。なので、なんだか緑ばかりのプランターです。今日ちょっと色味がよくなりました。


自閉症スペクトラムの窓-プランター


今日の朝日新聞朝刊に、「発達障害 大学で支援~全大学の半数超に在籍~」という記事が出ていました。


日本学生支援機構の2011年の調査で、発達障害の学生が在籍する大学が、初めて全大学の過半数(58.6%)を超えたそうです。この場合、1人でも在籍していれば、カウントされます。


日本の全学生302万人中、診断書がある生徒が、1179人。診断書はないが、何らかの教育上の配慮を受けている学生が2918人いるそうです。


支援をしている大学では、以下のような対応をしているそうです。


①休息室の確保(クールダウン出来る部屋のことでしょうか?)

②学生にあわせて実技や実習に配慮する

③授業の注意事項などを文章できめ細かに伝達する(視覚支援?)

④教室の座席位置の配慮

⑤講義内容の録音を許可

⑥期末試験時間の延長、別室受験など

⑦履修科目の相談にのる。カウンセラーがいる(これは、私が聞いた話です)


発達障害の支援教育に詳しい信州大学の教授は、「高校までとは違い、大学は授業の選択から始まる。ここでつまづき、初めて問題が顕在化するケースが少なくない。他学生と同じ条件で学ぶ機会、権利を保障するのが大事」だとコメントしていました。


本当にそう思います。発達障害の人は、好きなこと、得意なことの知識はとても素晴らしいものがあります。今回の記事で、かなりの人数の発達障害の方が、大学進学されているのに驚き、また大学進学と言う進路もあるのだと知りました。


【今日のいいとこ探し】


支援級で毎年七夕の短冊に願い事を書くのですが、「いきなり書けないので、お母さんが、子どもに聞きとりをして、連絡帳に書いてきてください。」と学校から、依頼がありました。でも、息子は、「いい」「自分で」といって母に内容を教えてくれませんでした。


自閉症スペクトラムの窓-七夕


それも、そのはず、息子の持って帰ってきた短冊には、「AKB総選挙で、たかみなが一位になれますように」と書いてありました。自分の事では、なかったのでびっくりです。これでは、母には言いにくかったのでしょう・・・・ ( ̄_ ̄ i)