見せることの大切さ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、さわやかな1日になりましたね。バスタオルや溜まっていた洗濯ものを干しました。家中の窓を開けて、家の中に、風を通しました。なんだか、すっきりした気持ちになりました。


自閉症の子は、視覚優位と言われています。息子も、たぶんにもれず、言葉で言ったことがわからない事がよくあります、そういう時は、書いたり、実物を見せて説明します。


スケジュールも、以前は、1日分を細長い紙に書いて渡していたのですが、最近は、子ども用カレンダーを作って息子と娘のスケジュールを書いて知らせています。


その情報だけでは、足りないと思ったのか、最近、支援級の月間カレンダーを自分で確認していることがわかりました。たぶん、自分だけでなく、支援級の他の学年の子が何をしているのかが、気になるんでしょうね。


あと、10分がわからない子にも、「時計の針が『数字の2』になったら終わり」とか、キッチンタイマーでカウントダウンする方法も『見せる支援』です。


高機能自閉症や、アスペルガー症候群の流暢にしゃべれるお子さんでも、見せることは、有効な支援だそうです。


今、学校の普通級の黒板には、明日の時間割、持ち物などが、書いてあります。これも、『見せる支援』です。先生が口で言ったことは、消えてしまいますが、黒板に書いてあれば、じっくり書き写すことができます。


言っても言っても言うことを聞かなくて、怒ってばかりになるよりも、『見せて』一発で理解してもらえると母は、うれしいですね。見せることって、大切ですね。


息子の『見せる支援』


自閉症スペクトラムの窓-標識3   階段にあがるからか、一方通行の標識



自閉症スペクトラムの窓-標識5  自分の部屋に侵入禁止



自閉症スペクトラムの窓-標識  トイレの前に貼ってあった落石注意の標識です。便器ではないと思うのですが・・・・
 
息子が突然、家の中のあちこちに、交通標識を貼りだしました。息子なりに、こちらに理解してほしいことを発信しだしのでしょうか。様子を見守りたいと思います。


【今日のいいとこ探し】


学校で使っている自由帳が無くなってしまったようです。明日の時間割をそろえながら、息子が「メモ帳がなくなったので、新しいのをください」と言いました。


最初は「何のこと???」でしたが、よくよく聞いて、実物を見せてもらって自由帳だと判明。母も見せてもらう方がわかりやすいですね。


名称は違いましたが、自分から欲しい物をちゃんと言えて、偉かったです。