7年目のキャンプ・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。玄関横の家庭菜園の野菜達が元気いっぱいです。


ジャンボオクラがずいぶん伸びました。6センチくらいになっていたので、息子は、「収穫してオクラのてんぷらにする」と張り切っていたのですが、ジャンボオクラなので、20センチくらいまで伸びるそうなので、もう少し収穫を待ってもらいました。


自閉症スペクトラムの窓-オクラの実2   


きゅうりも実がなっていました。娘がきゅうり大好きなので、今年もいっぱいなるといいなぁと思います。


自閉症スペクトラムの窓-きゅうり3

親の会のサマーキャンプの準備会で、ボランティアさんと室内プールに行ってきました。このキャンプに参加するのは、7年目です。


準備会のプールも、7回目です。キャンプ参加の最初の年は、息子がプールサイドを走るので、ボラさんが、「歩いて」と必死に声がけしながら、追いかけていました。


お弁当も、息子だけがさっさと食べ終わって部屋を出て行ってしまうので、ボラさんは、お弁当を食べている時間ありませんでした。息子には、交代要員のボラさんが付いていました(笑)


今年は、ボラさんにお願いする事は、「過度なボディタッチをさせないでほしい」だけで、プールサイドを走ったり、お弁当のことをお願いする事はありませんでした。


他の参加者のお子さんも、年々成長して、ボラさんも親も、ずいぶんゆったり見守れるようになりました。


幼稚園くらいのお母さんから相談を受けると、本当に「どうしたらいいんでしょう」「すごく大変なんです」「落ち着かないんです」といわれます。私も、息子の障害がわかったのが、3歳半検診後だったので、まさに、そう思っていました。


あれから、7年がたつと、ずいぶん息子は成長して、落ち着きました。もちろん悩みが無くなったわけではなく、年齢相応の悩みは増えてきます。でも、母も自閉症の子の親として成長しました。ずいぶん、打たれ強くなりました。


キャンプは、キャンプ自体を楽しむ他に、なんだか年に1回、息子(妹も)と親の成長を確かめる、いい機会になっています。毎年書く、プロフィールは、いい成長記録になっています。


【今日のいいとこ探し】


朝、アニメのワンピースを見ながら、不覚にも母が涙ぐんでいたら、息子が「お母さん悲しいなら、チャンネルかえる」と言ってくれました。感動(というか、テレビのキャラクターに感情移入して)の涙だから、チャンネルは、「かえなくていいから」と、いいました。


息子のやさしさは、うれしかったのですが、『泣く』には、難しいですが、「悲しい」以外にも理由があるということを息子に理解して欲しいと思いました。


悔し涙・怒りの涙・感激の涙・笑い過ぎても涙は出ます。目にゴミが入ってもです。動作としては、『泣く』でも色々な感情を表しますよね。ちょっと、息子には、難しいかもしれません・・・・・・