就労継続支援A型事業所の見学 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、就労継続支援A型事業と就労移行支援事業を行っている会社見学に、親の会でいってきました。


A型事業所は、利用者と雇用関係を結ぶ事業所で、最低賃金が原則保障されます。ただ、この事業所は、利用者さんの障害の程度により、減免の申請をしているそうです。


一度一般企業に就職したがうまくいかなかった方や、大人になってから診断を受けた方などが多いそうです。障害の程度としては、比較的軽度(療育手帳B判定)の方の職場だそうです。


会社として「雇う事が難しい方」をあえて上げてもらいました。


・他害のある方。ストレスコントロールが出きてない方は、難しい。


・会社なので、毎日来れない方。時間短縮はなし。通院は、月1回までとしている。


・口頭での仕事指示が理解出来ない人。作業所ではないので、マンツーマン対応はできません。


・会話が成立しない方。最低限のコミュニケーションがとれない(自閉症には高い壁ですね)


・障害認知のない方。あまりに自分のことを理解していないと他の利用者さんとトラブルになる。


自閉症の方以外に、精神疾患や知的に遅れのある方もいるので、その中で、自閉症独特の行動や言動を理解してもらうのは、難しそうですね。上記のことをしっかりと考えながら、息子の将来のことを考えようと思います。


【今日のいいとこ探し】


兄妹でなかよく、昨日夜から作っていた、紙の魚釣りが完成。紙に描いた魚をハサミで切って、クリップで止めています。なかなかバラエティにとんでいて、素敵なしあがりです。


自閉症スペクトラムの窓-紙魚釣り