自閉症の人の聴覚 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、夜、自閉症の勉強会へでました。自閉症の人の聴覚の話でした。


≪絶対音感と音痴の話≫


→自閉症の人は、絶対音感を持っている人が多い。一般の人がわからない音域まで聞き取れる人も少なくないそうです。絶対音感があるが故に、音痴な人が許せない。


→学校の音楽の時間は、みんなが下手なので、その場に入れない子がいるそうです。息子も「うるさいから、支援級に帰ります」と言って、交流級から帰ってきてしまったことがありました。


≪耳ふさぎ≫


→不快な音を聞いた時に、やります。自閉症の人は、耳ふさぎをしつつ、目をつぶる場合が多いそうです。

また、耳ふさぎできない時は、自分の声を出して、不快な音をうち消そうとするそうです。


≪自分に損得のあるものはよく聞こえる≫


→「おやつだよ」と声掛けしても、気がつかない子が、お菓子の袋をあける音には、気がついて飛んでくる。耳はいいけど自分に関係ないことは聞こうとしない、都合耳(つごうみみ)といってもいいのではないか。


≪まとめ≫


→生活の中から音をなくすことは出来ません。なので、順応してもらうしかありません。


→聴覚のことに限らず。、親の決めつけで子どもの可能性を狭くしない事が大切。年齢相応の事が体験できる機会をつくる事が大事だそうです。


【今日のいいとこ探し】


ドラえもんのラッピングバスのコレクションです。あと、1台青色のバスの写真がとれればコンプリート完成だそうですが、なかなか、めぐり合えません。


「あと、1台は、○/○に、ガイヘルさんと写真撮りに行こう」、「○/○、登戸駅に行きます」とガイヘルさんとのお出かけの計画を自分でたててくれました。


自閉症スペクトラムの窓-ドラえもんバス水色     自閉症スペクトラムの窓-ドラえもんバス白色     自閉症スペクトラムの窓-ドラえもんバス黄色