独特の芸術的感性 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、息子を学校へ送った帰りに、家の近くの住宅地でハクビシンを見ました。道路を走りぬけて行きました。ハクビシンとは、ジャコウネコ科の動物で、その名の通り、鼻にまっすぐ白い帯があり、姿は鼻の長いネコのようなです。


近くに、自然林を残した公園があり、果樹園もあるので、ハクビシンが生息しているんですね。ちょっとびっくりしました。


今日、息子が、学校から支援級の図工でつくった『こいのぼり』を持ち帰りました。これが、赤い目をした『こいのぼり』でした。支援級の中で、「なんで黒じゃないの?」「なんで目が赤いの?」と言われたそうです。


自閉症スペクトラムの窓-こいのぼり2

息子いわく、この『こいのぼり』は、「ボスこいのぼり」だそうです。カービィの敵キャラのイメージなので、赤い目をして怖くつくったそうです。


息子は、以前から、サンタを緑色に塗ったり、自画像を描くようにいわれて大韓航空機を描いたり、独特の芸術的感性を発揮しています。


自閉症の方の中には、独創的な素敵な絵画を描く方や、写真のような精密画を描く方もいらっしゃるそうです。また絶対音感があり、ピアニストや作曲家の方もいるそうです。


また、研究やコンピューターのプログラムの分野などでも、常識にとらわれない独創的な考えやひらめきで、新しい分野の開拓をしてきた実績もあります。


発達障害ゆえの凸凹の凸の部分で、人よりすぐれた才能を開花させる方もいるんですね。息子の感性も誰かに迷惑をかけることはない限り、暖かく見守っていこうと思います。


【今日のいいとこ探し】


放課後デイサービスの利用で、別な学校に、お友達を迎えに行った時、急に雨が降ってきたそうです。その時、息子は、すかさずランドセルから折りたたみ傘を出して、お友達が濡れないようにさしかけてあげたそうです。そんなことが、出来るようになったんですね。