労働の対価 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。 今日は、GW前半、最終日でしたね。近くの公園に、こいのぼりが上がっていました。うちには、ありませんし、最近、戸建のうちでも、こいのぼりを上げるうちが少なくなりましたから、間近に見れて子どもたち、大喜びでした。


自閉症スペクトラムの窓-こいのぼり


我が家には、家族の役割があります。


お父さんは、会社に行ってお給料をもらってくる。お母さんは、料理を作り、みんなのお世話をする。妹もタオル替えやテーブル拭きなど出来る範囲で家事を分担してもらっています。


息子は、いままで、お手伝いをすると1回いくらでお駄賃をもらっていました。これを、今月から『一か月分のお給料』にしました。『お給料』は、夜の洗濯機回しと、夕飯の食器洗いの労働に対する対価として、月末に渡します。


今日は、初月給です。自分の名前の書かれた給料袋を、お父さんから仕事内容の評価とねぎらいの言葉そえて、もらっていました。私も、「毎日ありがとう。お母さんたすかってるよ」と声をかけました。息子もうれしそうでした。


「労働の対価として、お金をもらう」


大人になって、働く前に、これを息子に身につけてほしかったので、まずその第一歩です。


まだ、始めたばかりなので、息子も緊張して1日もさぼらず、仕事も教えた通りにやってくれました。これが、慣れが出てきて、サボる日があったり、仕事が言われた通りに出来ない時は、お給料から、容赦なく天引きさせてもらうつもりです。


将来に向かって、仕事に対するきちっとした考え方を身につけて行って欲しいものです。今回もらったお給料は、さっそくBトレという電車の模型を買うそうです。


【今日のいいとこ探し】


午前中、近くの電車の見える公園に行きました。その道の途中に、歩道と車道を仕切る1メートルくらいの鉄柱が並んで立っていました。息子は、それを、身軽に馬跳びで、ポンポンポンと軽く連続で跳んで行きました。運動神経いいですね。ちょっと、びっくりです。息子も、得意そうでした。



自閉症スペクトラムの窓-馬跳び