桜に思うこと・・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。桜、ちょうど満開ですね。学校の桜もすごくきれいでした。明後日、水曜日には、天気が崩れるそうです。桜も明日までですね。


自閉症スペクトラムの窓-sakura


桜の時期になると思うこと、それは、息子との最初のコミュニケーションのこと。当時2歳だった息子は、自分だけの狭い世界で生きていて、母と全く意思の疎通が出来ていませんでした。


そんな息子が、近所のサティの立体駐車場から出口へ向かうスロープの前にある、桜の木を見て、「さくら、桜・・・」と母に教えてくれたのです。子どもとやり取りできない虚しさにとらわれていた、まったく先が見えない中で、息子が桜を見て、共感を求める言葉を発したのです。


あれから、9年という月日が流れました。毎年、この時期になると息子の初めてのコミュニケーションを思いだします。桜は、私にとって、特別な花です。


【今日のいいとこ探し】


息子の奥歯の詰め物が取れてしまったのですが、歯医者に行って、自分から、かけた歯を先生に示し、騒ぐことなく、じっとして最後まで治療を受けられました。