テレビの情報を調整する | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、風も雨も台風並みのすごい天気ですね。主人も夕方、会社から帰宅指示が出て帰ってきました。2階の寝室の部屋は、ビルドイン車庫の上なので、風が吹くたびにかなり揺れます。寝るころには、風がやんでくれるといいのですが・・・・


親は低気圧がどうなっているのか、気にはなるのですが、実は、この台風天気のニュース番組を息子に見せていません。なぜかというと、強い雨と強風で、電車のダイヤが乱れ、あちらこちらで運休している電車がでているからです。


大好きな電車が、予定どうりに走らない状況を目にしたら、息子は、どんどん不安になってしまうでしょう。息子は、普段から電車に乗っている時に人身事故などで電車が遅れたりすると、自分の乗らない路線でも超不安になって、母の携帯へ電話をかけてきてしまうのです。


今回は、かなりの電車が止まっているので、ニュースの情報調整をしました。全く情報をいれないのは、まずいので、NHKの8:45だけ見て寝てもらうことにしました。運休したり、遅れたりした電車もありましたが、センセーショナルな映像もなく、淡々とレポートをしてくれたのでよかったです。


実は、娘も同じように、情報調整が必要かもしれません。なぜなら、警察24時や衝撃映像などを見て、トンネルやエレベーターに乗るのを、極端に怖がるようになったからです。日光旅行の帰りも、首都高の10キロくらいあるトンネルで半ベソでした。本人には、「怖くなってしまうなら、自分でそういうテレビは見ないようにするように・・・」と話をしました。


兄は、これからも親がテレビ番組を調整する事は可能ですが、妹は、自分の気持ちの特性を理解して自分で折り合いを付けていってもらわないといけないですね。ちょっと、かわいそうですが、積み重ねだと思います。


【今日のいいとこ探し】


昨日、おばあちゃんと作っていた組み立て式家具のクッション材に細長い発砲スチロールがはいっていました。それに、一生懸命何か書いているなあと思ったら、素敵な電車になりました。エコなおもちゃの完成です。



自閉症スペクトラムの窓-発泡スチロール   自閉症スペクトラムの窓-発砲スチロール2