日光江戸村 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。また、ちょっと大きめの地震がありましたね。、東京直下型地震、東海トラフ地震と大きな地震も心配ですね。


今日は、日光江戸村に行ってきました。お天気はよかったのですが、さすが日光、手がかじかむ寒さでした。修学旅行の下見は昨日まで、今日は下見ではなく、遊ぶために日光江戸村へ行きました。


江戸村ですから、忍者や、町娘のかっこをした人、岡っ引きや新撰組など、様々扮装をした人が歩いていました。でも、息子は、全然興味がないらしく知らんぷり。ゆるキャラの「にゃんまげ」を探したのですが、にゃんまげには会えず、息子にはつまらなかったのかもしれません。


でも、その中でも、息子が気に行って時間をかけて見ていた『ベスト3』を発表します。


①お堀の鯉にえさやり

 →60センチくらいある鯉が100匹以上も群がって来て、餌をやあるのが楽しくなってしまったようです。


②忍者迷路

 →木の高い塀で囲まれている迷路で、いろいろな抜け方があります。息子は、その全部を通って、迷路の地図を頭の中に描きたかったようで、何回も道順をかえてチャレンジしていました。通りぬければ終わりでないんですね。


③将棋

 →江戸村の通り沿いあちこちの店先に縁台が出ていて、そこで自由に将棋ができます。妹ともめながらでも楽しんで将棋を打つことが出来ました。


自閉症スペクトラムの窓-日光江戸村


今回の旅行で思ったことは、息子と旅行に行くことがずいぶん楽になったということです。


○食事の好き嫌いがなくなって、お店に悩まない


○トイレも、エアータオルは嫌だが、他の人が入っていないのを確認して、自分で選んでトイレに入る


○自分の荷物だけでなく、親の荷物を運んでくれる


○勝手にいなくならない。親が見えないと息子の方から、探してくれる


○待ち時間に、撮った写真を見たり、携帯電話のメモ帳機能をつかって時間がつぶせる


○スケジュールを伝えておけば、不安定にならない


以前の息子は、上記のことができないので、親は、目を離すことができず、旅行から帰ってきたら親はぐったりでしたが、今回は、楽をさせてもらうことが出来ました。


これで、5月の修学旅行は、安心して家を出せそうです。


【今日のいいこと探し】

花粉を吸い過ぎて、具合の悪くなった父が家に帰ってから寝込んでいたら、「お父さん、大丈夫かなあ」と心配して何回も聞いてきました。体調の悪い父を心配するなんて、やさしい息子です。