息子のこだわり | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、さわやかで過ごしやすい日でしたね。久しぶりに子どもたちと家の前でサッカーをしたり、野球をしたり、体を動かしました。子どもたちの体力が、親が思っているより上がっていて、ボールがすごい遠くまで行ってしまったり、駐車場へ入りこんでしまったりしました。


ボールの空気を抜いたり、野球のボールはスポンジボールにしたりと色々対策をとっていたのですが、追いつきませんね。


息子は、春休みに入って、紙電(紙に書く電車の絵)をさらに量産中。少し、サイズが大きくなっています。その方が、細かく色々描き込めることに気がついたようです。以下、夢中になっている姿をパチリ。


自閉症スペクトラムの窓-紙電6

この紙電で面白いことがありました。妹が、あまりに兄が楽しそうに紙電を描くことに刺激されて、朝から何やらっ時間をかけて描いた物を勇んで兄に見せたtころ、あっさり、ダメだし。


「パンタグラフがな~い」そういわれて、パンタグラフを描きこむと「パンタグラフは、1両目にはありませ~ん」。さらに、「4両目と5両目のドアが描いてな~い」などど、突っ込まれまくりで、「一生懸命描いたのに・・・」と半ベソに。


電車は、兄のこだわりの得意分野です。うっかり、面白そうだからと、半端な知識で手を出してはいけなかったのです。「兄ちゃんは、電車がすごく好きでよく知っているから、間違ってるのは、許せなかったんだよ」と慰めましたが、かわいそうな妹です。


【今日のいいこと探し】


外で野球をしている時、全然打てない妹にちょっと緩い球を投げてあげて、タッチもソフトに気を使っている姿が見られました。1年前は、自分が勝ちたいのですごく速い玉を投げて、鬼の首をとったようにタッチしていたのが、嘘のようです。やさしく、いたわりの出来る子に成長しています。うれしいことです。