留守番は難しい・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、寒い雨になりましたね。明日以降、北日本の一部では、雪が降るところもあると天気予報がいっていました。まだ、春が遠そうですね。


留守番の話です。息子は、最近短い時間なら、留守番が出来るようになりました。それには、いろいろクリアーしなくては、いけない事があったのですが、それが出来るようになったので、今日もお留守番をお願いしました。


≪留守番の為のスキル≫  ( )は、対応です


・親がいなくても一定時間、1人で過ごせる(ゲームやおやつなど、時間を過ごせるものを準備しておく)


・困った時に親に携帯電話をかけ、指示をあおげる


・家を勝手に出ていかない(玄関チャイムが鳴っても扉をあけないと書いた紙を玄関にはる)


・チャイムや電話が鳴っても出ない(電話は、少しづつおじいちゃんおばあちゃんで練習中)


・家の中の物を勝手にいじらない(特に火の怖さは、教えました)


・時計が読める。スケジュールが使える(見通しを立てて不安を減らしました)


今日は、妹のバレエの振り替えレッスンで、その送り迎えに母が外出していました。短い時間なら、Wiiをやって待てるので、息子に留守番を頼みました。


自閉症スペクトラムの窓-Wii

家に帰ってみると、見慣れない紙が、リビングのテーブルの上においてありました。「この紙はなんですか?」と聞いたところ「お母さんに友達が持ってきた」というではありませんか、びっくりです。


トラブル回避の為に、チャイムに出ないことにしているのにどうして約束を破ったのか、確認をしたところ、どうしてそうなったかが見えてきました。訪ねてきた校外委員さんが、インターホン越しに「お母さんに資料を渡して欲しい」とお願いしたそうです。息子は、お母さんがいないと一度はことわったそうですが、お願いされて受け取ったようです。


玄関の鍵もかかっていたし、ちゃんと資料も受けとって保管していたし、いいと言えばいいのですが、このままでいいの悩んでしまいでしまいました。留守番は、いろんなケースが考えられるので難しいですね。少しづつスキルを身につけていってもらおうと思います。


【今日のいいとこ探し】


学校のお別れ会のビンゴが当たり、黄色蛍光ペンをもらって帰ってきました。「これ、お父さんに見せて」と言われました。自分がもらった物を見せたいなんて『共感』出来るなんてすごいですね。