1年ぶりの発熱 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。息子は、体が丈夫で、皮膚科以外の医者にほとんどかかりません。その息子が1年ぶりに発熱で学校を休みました。インフルエンザではないとの診断ですが、昨日は熱が39度まで上がりました。


あまり病気にかかったことがないので、病気や体調に対する語彙が少なく体の状況を把握するのが大変だったのですが、今回は違いました。こんなところにも、息子の成長を感じました。


「熱がある」「だるい」「熱があるので、学校を休みたい」「寒いので暖かい物が食べたい」「アイスノンを枕にする」「寝るとき、水筒がいる」などです。体調や気持ちを伝える言葉を教えてきた成果がでました。今回は、言葉で、こちらに自分の体調や意思を伝えてくれるのでとても看病しやすかったです。


体温計を息子に渡してその都度測ってもらっていました。「37度あるならお風呂に入らない」「38度を超えたら、解熱剤を飲む」などと、体温の数字で、やる行動を説明しておいたので、本人にわかりやすかったようです。


お医者さんでも、自分の順番を確認して、順番まで時刻表をノートにうつしながら静かに待てていました。「インフルエンザ検査をするなら、鼻をかんで鼻水を採取する方法と綿棒で鼻の奥をこすり取る方法と2種類あるのでどちらにしますか。」と聞かれ、自分で「鼻水はとれないかも。だめ。綿棒にする」と看護婦さんに答えていました。


夜は、寝つきがよくなかったですが、自分で「眠れないよ、お母さん。昼寝しちゃったからだね・・」と分析していました。11時過ぎにやっと寝つきました。明日は、元気になるといいです。


昼間は、とても元気で、食事とおやつを普通に食べ、ひたすら紙電を量産していました。最近のお気に入りは、カラーで大き目、ユーロスターイタリアにハム太郎が乗っている絵をひたすら描いていました。右側は、電車の運行図だそうです。


自閉症スペクトラムの窓-紙電6 自閉症スペクトラムの窓-紙電7


【今日のいいとこ探し】


ベットから落ちたら困るので、一緒の部屋で布団を並べて寝ているのですが、添い寝して欲しいと言ってきません。去年の5月に子ども部屋を与える前は、添い寝しないと寝なかったのに、こちらがちょっとさびしくなりました。これも、思春期の第一歩ですね。親が子離れしないといけないですね。