別れの季節 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。地震、久しぶりに緊急地震速報のエリアメールの警告音を聞きました。ちょっと地震が多くて心配ですね。


今日は、お別れが2つありました。1つは、支援級の6年生の送別会。もうひとつは、グループ療育の最終日でした。


支援級の送別会は、ちらし寿司を作り、6年生を囲んで楽しく会食しました。その後、子ども達から送る歌、メッセージを、お母さん達からは、歌と色紙と記念品を贈りました。


自閉症スペクトラムの窓-送別会

 写真をとると言ったら、机の下に隠れてしまった息子です。お吸い物の野菜は、ほぼすべて息子が切りました。


送別会の幹事をしていたので、あわただしかったのですが、6年生のお母さんがお礼の言葉を言いながら号泣してしまったのを見て、わたしも、息子が卒業する時に、きっと泣いてしまうだろうと思いました。6年間は、思い出せば、いろいろあって感慨深いことでしょう。


グループ療育も最後の日でした。一緒に参加していた方も、中学入学を期に療育を卒業。6年間お世話になった先生も、別な職場へ転勤することになりました。その先生は、小さいころから、息子と娘のことを見守ってくださって、年齢や発達に合わせた的確なアドバイスをくださるすばらしい先生でした。息子の通う療育がまた1つ減りました。


最近思うことは、年齢があがると、通う療育や、預け先、習い事がどんどん減っていくということです。不安になりますね。小学校の間だけしか受けられない療育。預け先は、中学までで無くなります。習い事も、中学までです。大きくなっていくと、普通ならどんどんかかわる世界が広がるはずなのに、息子たち、障害のある子の世界は、狭まって行きます。悲しい現実ですね。


3月は、別れの季節。少し、息子の将来について、不安になりました。でも、4月には、また新しい出会いが待っていることでしょう。桜が咲いて、素敵な出会いがありますように・・・・


【今日のいいとこ探し】


送別会で作った料理を食べるだんになって、椅子を各自もってくることになりました。そうしたら、自分の分だけでなく、言われなくても母の分も持ってきてくれました。気づかいをできるようになったんですね。ちょっとうれしかったです。