遠足に行ってきました。 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、昼間も寒かったですね。年末に向けて、いろいろな大賞やランキングの発表がありますね。TVでそれらが取り上げられると「今年も、あと少しで終わりなんだなあ」としみじみ思います。


これから、クリスマスのプレゼントの準備、お年賀、お年玉の準備、大掃除の準備に、年賀状の印刷、やること目白押しです。その間に、学校の個人面談があったり、親の会の役員会などが入っているので、なかなかハードな日々が始まります。体調に気を付けて、頑張らないといけないですね。


息子は、今日、小学校の秋の遠足でした。電車に乗って、新聞博物館へ行きました。帰ってきたら「楽しかった」とニコニコしていました。


「はあ~、よかった」と、母は、胸をなでおろしました。実は、今回の遠足にあたって、下見にも行かなかったし、お願いのレポートも付き添いの先生に出しませんでした。下の写真は、以前に出していた「お願い」です。


自閉症スペクトラムの窓-遠足のお願い


下見に行って、気になるところをチェックして、エアータオルのないトイレがある場所を地図に書き込み、みんなと一緒にいられなければクールダウンする場所を探し、写真撮影についての注意点などなど、様々な細かい「お願い」を書いて、遠足に付き添う、交流級と支援級の先生に事前に渡していました。


これからは、親が全部を段取りしてしまうのでなく、自分の力で集団行動をとらせるようにしていきたいと思っています。修学旅行の時も、親が口を出せるわけではありません。今回の遠足は、情報のあまりないなか、どうやって自分の行動を決めていくのかの練習の場でした。


電車の中や、博物館の中で、息子は困った行動をとったら教えてほしいとお願いしてありましたが、そういうこともなかったそうです。あるなら、これからの課題として、1つ1つ解決していこうと思っていました。


一緒に新聞を作ってくれた子、お弁当を一緒に食べてくれた子、お菓子の交換をしてくれた子、みんなとても優しいです。楽しい思い出が又1つ増えました。クラスメイトのみんな、先生ありがとうございました。


楽しかったけれども、集団行動のストレスはあったらしく、帰ってきてから「水風呂に入る」とクールダウンを要求されました。さすがに、この寒さですから、暖かいお風呂にしてもらいました。


【今日のいいとこ探し】


遠足の朝の集合場所で、20分間もみんなと一緒に待つことができました。以前は、待つことが苦手なので、遅刻すれすれの時間に息子を集合場所へつれていっていました。それから、考えるとずいぶん落ち着きました。