勉強会にでて、なんだか納得 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。玄関横に生えていた、オシロイバナを処分しました。息子が、黒くなった種を集めるのが日課だったのですが、さすがにこの寒さで枯れてしまいました。


オシロイバナは、黒い実を割ると中の胚乳が真っ白です。それが化粧用の白粉ににているので、その名がついたそうです。


今日は、勉強会へ行ってきました。そこで聞いた自閉症の人の特徴がとても印象的でした。


自閉症の人は、『独学の人』 である。どんどん1人で学んでいってしまい、興味がないことは努力しようとしない。まさに息子がそうです。こちらが教えようとすると拒否するのです。


上着のファスナーがそうでした。教えようとしましたが、嫌がっておしえさせてもらえませんでした。時間は、かかりましたが、結局、最後には自分で出来るようになりました。


自閉症は、『能力の障害でなく、意欲の障害だ」。これもすごく納得しました。やる気を出した時は、すごい成績を残せるのに、やる気のない、乗り気でないときは、目も当てられません。


今回の運動会の100メートル走は、自分で「1番になる」といって出かけて、本当に、1番でした。去年までは、万年ビリ。逃げ足は速いのに、なんでいつもビリなんだろうと不思議に思っていました。まさに「やる気」があるかどうかだったのです。


完璧主義な子が多いので、100%を目指さないように教えていく必要があるそうです。100%でなく、70~60%で「よし」とできることが、将来的に大事だそうです。仕事や対人関係で、100%はあり得ません。「今日は、ここまででいい、途中でやめる」という経験が必要だそうです。これは、息子にも、やらせて行かなくてはいけない課題だと思いました。


勉強会は、毎回、私に色々な知識を与えてくれます。息子のことをもっと理解できるようになりたいです。


【今日のいいとこ探し】


療育でカレンダー作りをしたのですが、去年は、まるっきり作らなかったですが、今年は、電車のイラストもあったせいか、張り切って素敵なカレンダーを作りました。