映画のマナー | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。昼間は、小春日和でしたが、夕方からまた寒くなりましたね。


近所のうちのお庭のアロエに「つぼみ」がついていました。うちでも、10年来、植木鉢でアロエを育てているのですが、花が咲いたことがありません。どうしたら、花が咲くのでしょう。知りたいものです。


今日、親の会のお母さんと話をしていて、映画の話になりました。映画は、1人で見にいけると余暇としていいが、今のままでは、難しいといっていました。


高校生になった息子さんと、映画を見にいったところ、前の席を蹴ってしまう。上映中に髪の毛をしょっちゅう触る、肘掛を両方とも使ってしまう、腕を上げて伸びをしてしまうなど、色々気になることがあったそうです。


映画を見るときのマナーを、きちっと教える必要があると痛感したそうです。


注意していても、無意識に動いてしまう時があるので、1番後ろの席の良さを、とことんアピールして一番後ろの席を取るように勧めているそうです。息子も大きな声を出してしまう時があるので、注意しています。マナーを守って、スマートに映画が見れるようになるといいですね。


映画と言えば、息子は、2年生の時に、ドラえもんで映画でデビューしています。マナー以前に、映画館が怖いという時期があって、慣れるまでずいぶんかかりました。


最初は、のび太君が、ピンチの場面のたびに「こわい、帰る」といって、映画館をでてしまってたいへんでした。3回も中座したので、その映画はどんな話なのか、TVで見るまでは、母は内容がよくわかりませんでした(笑)


映画館に入る時の工夫としては、イヤーマフをもち、体をすっぽり包めるブランケットを用意して、席を入口近くの端っこで、スピーカーから離れたところの指定席をとるようにして対応しました。


それから、映画のパンフレットを先に買って、家にいるときから見せることにしました。するとストーリーがわかり、見通しがたったのか、ピンチの時も飛び出さなくなりました。


最初は、短くて、興味のある映画から行くといいですね。ワーナーマイカルシネマズには、ウィズキッズシアターという小さい赤ちゃんづれOKの上映があります。


何を上映するかは、映画館側のチョイスなので、子どもの見たい映画ではない時もありますが、中が真っ暗にならず、音響もちょっと控え目、騒ぐのはお互い様で、映画を楽しみしましょうという性質のものです。すいているし、ちょっとくらいはしゃいでもOKなのがいいです。


あと、療育手帳を提示で、入場料が付き添い人1名も1000円になるのもうれしいですね。


【今日のいいこと探し】


すっかり寝る前のお片付けが定着しました。今日も、歯磨きの後に「もうねよっと、おっと」「その前にお片付け、お片付け」と呪文のようにいいながら、片付けをしていました。偉いぞ、息子!!