自閉症と茶道 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日、11月10日は、「トイレの日」だそうです。いい(11)ト(10)イレの語呂合せで、1986年に日本トイレ協会が制定したそうです。


トイレといえば、節電対策で「もこもこ便座シート」を買ってみました。便座の上にペタリと貼るタイプです。毛足が長く、ぬいぐるみのような肌ざわりです。お尻をおろした時に、便座に暖房を入れていなくても冷やっとしません。ただ、息子が感触を嫌がってるので、2階のトイレにしかできなかったのは誤算でした。


今日、息子のクラブ活動の参観に学校へ行ってきました。数あるクラブの中から息子が選んだのは、なんと「茶道クラブ」。調理や、バトミントン、オセロクラブなど色々あったのですが、どうして選んだのかちょっと「?」でした。


学校でお菓子が食べられるからか、抹茶味の食べ物が好きなので、「茶道クラブ」を選んだのだろうと思っていました。でも、今日行ってみてわかりました。


茶道は、おしゃべりしながらやるものでは、ありません。走り回る子もいません。お作法には、型があり、その図解入りのテキストがあったり、お茶をたてる手順もすべて、決まっています。


「茶道クラブ」は、刺激のない静かな環境で、おいしくお茶とお菓子をいただく、息子にはぴったりのクラブでした。最初に、茶道クラブに入るのを止めなくてよかったです。


正坐がつらくて足を崩してしまったり、茶筅を力強く回し過ぎて先生に注意されたり、隣の子とコソコソ話をしてしまったり、ちょっとお作法にのっとってないところもありましたが、終始楽しそうでした。


息子の様子を見ていたら、案外、自閉症に「茶道は」向いているのかもしれないと思いました。


【今日のいいとこ探し】


寝る時、母に言われる前に、自分からケロロ軍曹のフィギア、Bトレ、描いた電車の絵を片付けていました。今まで、口うるさく言わないとダメだったのですが、成長を感じました。明日からも、言われなくても続けてほしいものです。