ファミリーゲーム大会 | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日買い物にいったらお店の中に、クリスマスのオーナメントが飾られ、クリスマスギフトコーナーが出来ていました。


もう今年もあと2カ月ないんですね。子ども達のクリスマスプレゼントの、リサーチを始めないといけない時期になりました。


うちの子たちは、まだサンタクロースを信じているので「クリスマスに何が欲しい?」とは、はっきり聞けないんです。さりげない会話や買い物のついでに売り場を見ながら「サンタさんに何を頼むの?」と聞きだすのが、毎年たいへんな作業なんです(笑)


今日は、午後から息子のリクエストで、家族でドラえもんのドンジャラゲームをしました。わいわいガヤガヤ楽しく小1時間、過ごせました。成績は、息子が1番になったので、ニコニコで終わることが出来ました。


パイを並べ、順番を守り、ルールを理解して点数計算もスムーズに、ゲームができるようになったのは、最近のことです。


前は、とにかくマイルールを作ってしまうので大変でした。まず順番が守れないで、人を飛び越してパイを取ってしまい、山から、パイを取らないで捨てるので、手持ちのパイがなくなってしまっていました。また集めるキャラクターの種類にこだわるので、いつまでたっても役にならず、上がれませんでした。


負けるのが嫌なので、怒って途中でゲームを投げ出してしまうことも度々ありました。他のゲームでもそうです。


トランプでは、ババ抜きのカードを配らせると、家族全員分、自分の好きなカードで分けてしまうし、すぐ人の手札を見に来てきしまうので困りました。すごろくは、負けそうになると「もうやめた!!」と勝負を投げ出してしまい、人生ゲームは、ルーレットの回転が気に入って、回し過ぎで針が折れてしまいました。家族で楽しく、ゲームで遊ぶ状態ではなかったのです。


対応としては、ゲームをする前に「勝つときもあれば、負ける時もあるからね」と言い聞かせてから始め、解説書を一緒に読んでルールを説明し、気分よく終われるように、親がワザと負けてあげることもしました。マイルールも最初は受け入れて、だんだん正式ルールへ、スモールステップで直していきました。


時間はかかりましたが、いままでの経験が今日のファミリーゲーム大会へつながったと思います。


お友達とも楽しくゲームができる日がくるといいのですが、どうでしょうか。


【今日のいいとこ探し】


練習しても練習しても、なかなかできなかったエプロンの蝶結びが、1人で出来ました。手元で結ぶ練習を始めてから3年目の出来事です。まさに、石の上にも3年です。