今更ながら、
ボストン観光の定番
フリーダムトレイルの記事を
時々書いています。
厳密には
フリーダムトレイルのスポットでは
ないのですが、
フリーダムトレイル上にある
ボストンの観光スポット
ボストン旧市庁舎を紹介します。
ボストン旧市庁舎
(Boston Old City Hall)
ボストン旧市庁舎は、
フリーダムトレイルのスポットの1つである
ボストン・ラテン学校(Boston Latin School)
とほぼ同じ場所にあります。
ボストン・ラテン学校は、
1704~1748年まで
現在ボストン旧市庁舎がある敷地内で運営され、
その後は
1844年まで同じ通りで運営されていました。
1810年、
ボストン・ラテン学校の卒業生でもある
ボストン生まれの建築家
Charles Bulfinchの設計によって、
サフォーク郡庁舎(Suffolk County Courthouse)
が建てられました。
1841年、
マサチューセッツ州生まれの建築家
Gridley J. F. BryantとArthur Gilmanによって
ボストンにおいて2代目の市庁舎として改築され、
さらに1862~1865年の間に
ボストンにおいて3代目の市庁舎として
現在の建物に改築されました。
1865~1969年まで
ボストン市議会の本拠地として
使用されました。
1841~1865年までは8人が市長が、
1865~1969年までは30人の市長が務めました。
ベンジャミン・フランクリン(Benjamin Franklin)
ボストン旧市庁舎を正面に見て左側には、
ボストン生まれのアメリカ建国の始祖
ベンジャミン・フランクリンの立像があります。
(ベンジャミン・フランクリンについては
またそのうち書きたいと思います)
ジョサイア・クインシー 3世(Josiah Quincy III)
ボストン旧市庁舎を正面に見て右側には、
ボストン生まれの政治家・教育者
Josiah Quincy IIIの像があります。
この像は、
マサチューセッツ州生まれの建築家
Thomas Ballによって造られました。
(Thomas Ballの作品で有名なものには、
ボストン・パブリックガーデンにある
ジョージ・ワシントン像などがあります)
Josiah Quincy IIIは、
1823~1829年まで
2代目のボストン市長を務め、
1829~1845年まで
15代目のハーバード大学学長を務めています。
また、
ボストンにあるクインシーマーケットは、
彼の名前にちなんでつけられています。
さらに余談ですが、
彼のお墓はマウントオーバン墓地にあります。
ロバの像(Democratic Donkey)
ボストン旧市庁舎を正面に見て右側には
ロバの像があります。
アメリカでは
民主党を象徴する動物はロバ
共和党を象徴する動物はゾウ
と言われることが多いです。
1969年、
ボストン市庁舎が現在の場所に移転してからは
レストランとオフィスビルとして
使用されています。
2022年6月現在、
Ruth's Chris Steak Houseという
ステーキハウスが入っています。
ボストン旧市庁舎は
アダプティブ・リユース(Adaptive Reuse)
の成功例と言われています。
[参考]
古い既存の建物を
元々建てられた、もしくは、設計された目的以外の用途で
再利用して活用することを言います。
最近お墓参りした?
→自分の家族のお墓参りは
もう数年行けていません。
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意思疎通できなかったことある?
→あります。
言語の違いはあっても
お互いに理解しよう・伝えようという
気持ちがあれば
意思疎通はできるし、
言語が同じであっても
お互いに理解しよう・伝えようという
気持ちがなければ
意思疎通はできないと思います。
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