【観光】フリーダムトレイル③ (ファニュエルホール) | らけ@ボストン

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主人の海外赴任に伴い、
アメリカ マサチューセッツ州 ボストンで
専業主婦・駐在妻になりました。

体験したこと・学んだことや、
薬剤師的な観点から医療・薬のことをつぶやきます。
ボストンに留学・駐在・帯同・旅行される方の
参考になれば幸いです。

1763年頃を契機に、

アメリカ東海岸に築かれた13植民地と

重税を強いていたイギリス政府が

決別の道を歩みだし、

時代がアメリカ独立へと動き始めました。

 

ボストンの街には、

アメリカ建国に貢献した先人達の

ゆかりある場所・家などが

史跡として残されており、

それを巡るのがフリーダムトレイルです。

 

歩道には赤い線が引かれているので

ほぼ迷うことはありません。

 

 

全ルートは、

 スタート:ボストンコモン

 ゴール:バンカーヒル記念塔

の約4kmですが、

ボストン在住の特権(?)で

何日もかけて、

ちょこちょこ訪れていこうと思います。

 

 

 

 

今回はダウンタウン周辺です。

 

ファニュエルホール(Faneuil Hall)

 

1742年、

裕福な貿易商Peter Faneuilが

ボストンの街に寄贈したホールです。

 

1743年にオープンし、

Samuel AdamsやJames Otisなどの

イギリスからの独立を奨励する

スピーチの場所でした。

「自由のゆりかご」と

呼ばれることもあります。

 

 

火災に遭ってからは

1806年、

建築家Charles Bulfinchによって改修と、

3階部分が増築されました。

 

建物の構造は

1階:マーケット(現在、Visitor Center)

2階:集会所(Great Hall)

4階:砲兵隊博物館(Ancient and Honorable Artillery Company)

となっています。

 

 

風見バッタ(グラスホッパー)

 

ホール屋根の上の

キューポラ(円形の塔)の上に、

金のバッタの姿が見えます。

 

1742年、

職人Shem Drowneが、

イギリス・ロンドンの旧王立取引所にある

風見バッタを真似て作ったものです。

 

 

サミュエル・アダムスの像

(Samuel Adams Statue)

 

ファニュエルホール正面に立っており、

このホールで、

アメリカ独立のための

種々の演説をおこなった功績を

記念して作られたものです。

 

アメリカ独立に大きく貢献した

アメリカ建国の父の1人で、

第2代アメリカ大統領

ジョン・アダムズ(John Adams)の従兄弟です。

 

1722年、

ボストンの裕福な商人の家に生まれ、

ボストン・ラテン学校や

ハーバード大学を卒業しました。

 

実業家としての才能は

ありませんでしたが、

イギリスの植民地支配に反対する

政治家として

頭角を表すようになりました。

 

1773年の茶法に対し反対の立場を取り

1773年12月16日の

ボストン茶会事件を引き起こす

役割を果たしました。

 

アメリカ独立革命には

州の代表として参加し、

独立宣言には賛成票を投じ

署名もおこなっています。

しかし、

各州の独立を損なわないために

合衆国憲法には反対の立場を

とっていました。

 

マサチューセッツ州においては

第3代副知事・第4代知事を

努めています。

 

 

サミュエル・アダムズというと、

ビールが好きな方は

Boston Beer Companyのビールを

思い浮かべる方も多いと思います。

 

 

 

Samuel Adamsの墓

 

 

Peter Faneuilの墓

 

 

この記事に登場した

 ・Samuel Adams

 ・Peter Faneuil

のお墓は、

今後のフリーダムトレイルの記事で

紹介する予定の

グラナリー墓地(Granary Burial Ground)にあります。

 

 

 

 

ちなみに、

フリーダムトレイル

 ・チャールズタウン編

 ・ノースエンド編

はこちらです↓

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