5~7月はバラが美しい季節です。
日本にもバラ園はありますが
アメリカにも
いくつかローズガーデンがあり、
その1つがボストンにあります。
今日は、
ボストンの「秘密の花園」と呼ばれる
James P. Kelleher Rose Gardenを
紹介します( ´ ▽ ` )ノ
James P. Kelleher Rose Garden
James P. Kelleher Rose Gardenは、
バックベイ・フェンズ(Back Bay Fens)
の中にある、ローズガーデンです。
ボストン美術館の裏あたりにある
バラを中心とする小さな植物園で、
イチイの生け垣に囲まれた場所で
約200種類のバラ、
約1500本の植物が育てられています。
1800年代後半、
バックベイ・フェンズのあたりは
塩性の沼地で、
悪臭を放っており
公衆衛生的な問題を抱えていました。
1910年、
景観建築家の
Frederick Law Olmstedによって
チャールズリバーがせき止められ、
まず淡性の沼地となりました。
その後、沼周辺の生態環境を改善し、
1930年、
造園家のArthur Shurcliffによって
円形の英国式庭園が設計され、
1931年に完成しました。
この庭園は即座に人気となり、
1932年に拡大されました。
それが現在のローズガーデンです。
Frederick Law Olmstedは、
ニューヨークの
セントラルパークの設計で有名です。
Arthur Shurcliffは
Frederick Law Olmstedの元で
働いていたこともありました。
バックベイ・フェンズは、
ボストンの
エメラルドネックレス(Emerald Necklace)の一部です。
エメラルドネックレスは、
・ボストンコモン(Boston Common)
・パブリックガーデン(Public Garden)
・コモンウェルスアベニュー(Commonwealth Abenue)
・バックベイフェンズ(Back Bay Fens)
・リバーウェイ(Riverway)
・オルムステッドパーク(Olmsted Park)
・アーノルド植物園(Arnold Arboretum)
・フランクリンパーク(Franklin Park)
の、約11.2kmの公園の連なりのことを言います。
古くから存在していた
ボストンコモン&パブリックガーデンと
フランクリンパークを
接続するために、
Frederick Law Olmstedによって
設計されたのです。
噴水の周りなどには
バラのアーチがあり、
通り抜けることができます。
The Prince
The Fairy
The Julia Child
紹介したバラの写真は
ほんの一部です。
本当にたくさんの種類の
バラがきれいに咲いていました(*^^*)
造園家・園芸家・バラ栽培者によって
日々お手入れされているのはもちろん、
毎週火曜日の夕方(17:30~19:30)
ボランティアによって
雑草を取り除いたりなどの
お手入れもされているそうです。
バラがたくさん咲いているので
花粉媒介であるミツバチも
たくさんいました。
蝶も花の種類によって
好き嫌いがあるようなのですが、
ミツバチも同じような気がします。
多くのミツバチが
やってくる品種もあれば、
ミツバチの姿を
全く見かけない品種もありました。
遠くには
プルデンシャルタワーも見えます。
Desconsol
バラ園内の
ボストン美術館を臨む方向に、
バルセロナの
カタルーニャ美術館にある
Josep Llimonaの作品
Desconsolのレプリカがありました。
ボストンとバルセロナは
姉妹都市関係にあるため、
バルセロナから
プレゼントされたものだそうです。
いつか実物を見てみたいものです。
個々のバラの満開の時期は
品種によりますが、
全体的には
6月が最も美しい気がします。
日本からの海外旅行で
6月にボストン観光をする方は、
ボストン美術館の鑑賞や
フェンウェイパークでの
野球観戦のついでに
是非立ち寄ってほしい場所の1つです(*^^*)
最高スコア覚えている?
→ボウリングは
150くらいだったと思います。
ニューイングランド地方の遊びである
キャンドルピンボーリングは
難しかったです。
6月22日が「ボウリングの日」なのは、
1861年6月22日の英字新聞
「ザ・ナガサキ・ショッピングリスト・
アンド・アドバタイザー」に、
「長崎出島の外国人居留地に
日本初のボウリング場が開設された」
と掲載されたことが由来です。
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