先日、子宮頸がんの上皮内がんと診断され、
(手術無事終わりました)
自分自身も頭が真っ白になり、
塞ぎ込んでしまっていましたが、
誰かの役に立てればと思い、
記録していく事にしました。
内容によっては
気分を悪くさせてしまうかもしれませんので
大丈夫な方のみご覧ください。
手術から2週間
手術から2週間が経過しました。
出血は前回の記事で書いた通り、
まだ続いておりますが、普段通り生活できています。
手術部位が子宮頸部ということで
周りの人からは(もちろん自分でも)
見えないところなので見た目は普段通り。
頑張ろうと思えば仕事も同じようにできます。
周りにも気づかれません。
でも身体の一部を切り取って、麻酔もして
未だに出血もあるので
身体の中は普段通りではないのです。
無理をしてしまいがちになるので
できるだけ安静に。
出血が止まるまでは自分の身体のために
休めたら休んだ方が良いです。
病理検査結果
朝9時、主人とともに病院へ。
精密検査結果の時は1人で行き、
まさかの結果に泣いてしまって
話をしっかり聞けなかったので。
10時過ぎに呼ばれ、検査結果を聞きました。
はじめに円錐切除した部分の写真を見ました。
内蔵系の塊、、笑
こんなに綺麗に写真に残るんですね。
そして先生からの説明。
病理検査では子宮頸部7-12時の方向の上皮内腺癌の病変が認められました。
切除断端は陰性で頸癌への伸展は認めませんでした。
また、子宮頸管内掻爬でも病変は認めませんでした。
※貰った紙のまま書いています。
ということで、病変部分は全て取り切れていました!
コルポ診の時にも腺癌だったそうで(記憶が曖昧)
円錐切除+掻爬で、もし病変がスキップしていたとしても
確認できるように念入りに調べてくれていたみたいです。
子宮頸部上皮内腺癌
子宮頸がんは、
扁平上皮細胞に発生する「扁平上皮がん」
と円柱上皮細胞に発生する「腺がん」に大きく分けられます。
以前は扁平上皮がんが多かったのですが、
最近では腺がんが増加してきており
全体の約20%を占めるようになっています。
腺がんは扁平上皮がんより奥の方に発生するため、
発見しにくく(診断しにくく)
初期からリンパ節や卵巣に転移しやすく、
放射線治療や化学療法(抗がん剤治療)が
効きにくいという性質があります。
今後の治療
私の場合は20%の方の腺癌でした。
今は妊娠を望んでおり、
不妊治療もしている中での手術だったので
子宮温存が希望でした。
妊娠希望であれば、4ヶ月後のコルポ診の結果が問題なければ
このまま子宮を残して不妊治療が再開できます。
妊娠を望んでいない場合は、
再発を防ぐためにも子宮摘出手術になるそうです。
なのでこのまま不妊治療をして
子供を授かることができたら
後々はまた手術をすることになるかもしれません。
腺癌は見つかりにくく、転移もしやすい。
私の命を守るためには子宮摘出は必要な手術になります。
今思えば、不妊治療をしていて
定期的に産婦人科に通っていたこと、
コルポ診で腺癌が発見できたこと、
全て早期発見できたことで幸いにも
今の結果につながりました。
これからもずっと不安はあります。
再発したら、転移していたら、
不妊なうえに、妊娠しても早産のリスクも高まります。
でも今こうして生きているのだから
周りに支えてくれる人たちがいるのだから
それだけでも幸せです。
検査をしてから約2ヶ月間、
初めて経験する気持ちがたくさんで
本当に苦しかったけれど
何事もなく健康に生きていられる事の有り難さを
身に染みて感じることができました。