子宮頚がん⑩病理検査結果 | nail salon muguet -ネイルサロン ミュゲ-

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先日、子宮頸がんの上皮内がんと診断され、

手術をする事になりました。
(手術無事終わりました)

自分自身も頭が真っ白になり、
塞ぎ込んでしまっていましたが、
誰かの役に立てればと思い、
記録していく事にしました。

内容によっては
気分を悪くさせてしまうかもしれませんので

大丈夫な方のみご覧ください。​​

​手術から2週間

手術から2週間が経過しました。

出血は前回の記事で書いた通り、

まだ続いておりますが、普段通り生活できています。


手術部位が子宮頸部ということで

周りの人からは(もちろん自分でも)

見えないところなので見た目は普段通り。

頑張ろうと思えば仕事も同じようにできます。

周りにも気づかれません。


でも身体の一部を切り取って、麻酔もして

未だに出血もあるので

身体の中は普段通りではないのです。

無理をしてしまいがちになるので

できるだけ安静に。

出血が止まるまでは自分の身体のために

休めたら休んだ方が良いです。


​病理検査結果

朝9時、主人とともに病院へ。

精密検査結果の時は1人で行き、

まさかの結果に泣いてしまって

話をしっかり聞けなかったので。

10時過ぎに呼ばれ、検査結果を聞きました。


はじめに円錐切除した部分の写真を見ました。

内蔵系の塊、、笑

こんなに綺麗に写真に残るんですね。


そして先生からの説明。


病理検査では子宮頸部7-12時の方向の

上皮内腺癌の病変が認められました。

切除断端は陰性で頸癌への伸展は認めませんでした。

また、子宮頸管内掻爬でも病変は認めませんでした。


※貰った紙のまま書いています。


ということで、病変部分は全て取り切れていました!

コルポ診の時にも腺癌だったそうで(記憶が曖昧)

円錐切除+掻爬で、もし病変がスキップしていたとしても

確認できるように念入りに調べてくれていたみたいです。


子宮頸部​上皮内腺癌

子宮頸がんは、

扁平上皮細胞に発生する「扁平上皮がん」

と円柱上皮細胞に発生する「腺がん」に大きく分けられます。

以前は扁平上皮がんが多かったのですが、

最近では腺がんが増加してきており

全体の約20%を占めるようになっています。

腺がんは扁平上皮がんより奥の方に発生するため、

発見しにくく(診断しにくく)

初期からリンパ節や卵巣に転移しやすく、

放射線治療や化学療法(抗がん剤治療)が

効きにくいという性質があります。


​今後の治療

私の場合は20%の方の腺癌でした。

今は妊娠を望んでおり、

不妊治療もしている中での手術だったので

子宮温存が希望でした。

妊娠希望であれば、4ヶ月後のコルポ診の結果が問題なければ

このまま子宮を残して不妊治療が再開できます。


妊娠を望んでいない場合は、

再発を防ぐためにも子宮摘出手術になるそうです。

なのでこのまま不妊治療をして

子供を授かることができたら

後々はまた手術をすることになるかもしれません。


腺癌は見つかりにくく、転移もしやすい。

私の命を守るためには子宮摘出は必要な手術になります。


今思えば、不妊治療をしていて

定期的に産婦人科に通っていたこと、

コルポ診で腺癌が発見できたこと、

全て早期発見できたことで幸いにも

今の結果につながりました。


これからもずっと不安はあります。

再発したら、転移していたら、

不妊なうえに、妊娠しても早産のリスクも高まります。

でも今こうして生きているのだから

周りに支えてくれる人たちがいるのだから

それだけでも幸せです。


検査をしてから約2ヶ月間、

初めて経験する気持ちがたくさんで

本当に苦しかったけれど

何事もなく健康に生きていられる事の有り難さを

身に染みて感じることができました。