今月もたくさんの記事をアメトピに掲載していただいています。
ありがとうございます。
アメリカの大学で「日本」について教えていると(よくないことだと知りつつも)「日本(人)とはこういうものだ」というステレオタイプを紹介しがちです。
今はメディアの影響が大きく30年くらい前とは比べものにならないほど日本に関する情報も入ってきて、私よりもずっと今の日本をよく知っている学生もいます。
今 教えているのは「日本の年中行事と習慣」ですが、日本の行事には神道や仏教に関連しているものがよくあります。
家の中に神棚と仏壇が両方あるとか、結婚式は教会でして、お葬式はお寺でするというようなことを話すと、30年くらい前なら驚かれましたが、今の学生は「ふーん」と言った感じです。それよりも「日本人はクリスマスにケンタッキーフライドチキンを食べる」というネタの方がウケる感じです。
私と夫はアメリカで知り合い、入籍をするための証明書をもらうために、ラスベガスでドライブスルーの結婚式をして、半年後に結婚式をレセプション会場を借りて家族を招いておこないました。その時のすったもんだは以前にもこのブログで書いたのですが、その後 しばらく義母と険悪なムードになった時期がありました。
その当時の義母は必死に長男家族をかばう立場で 夫に「自分は勝手にアメリカに行って お墓のこととかお寺のことも全部 お兄さんに任せっきりじゃない」と電話でどなっていました。スピーカーにしなくても聞こえるほどの剣幕だったのでよく覚えています。その頃、長男家族はお墓があるお寺のすぐ近くに住んでいて、義両親は新幹線に乗ってさらにローカル線に乗り換えていかなくてはいけないところに住んでいたので、お寺さんへのお参りはすべて長男に任せていたらしいです。今になって考えれば「全部任せっきりにしていた」のは両親も同じで、アメリカにいる次男を責める筋合いのことではないですよね。
これは私の両親も同じで、両親は生前 ご先祖様のお墓参りなんて法事の時以外はまったくしていませんでした。あまり長いこといかなかったので、父が亡くなったあとに、母と私がお寺に行く用事があった時、道に迷ったほどでした。私の両親は同じ年に相次いで亡くなったので、その後は私がアメリカにいても日本に帰るたびにお参りに行くようになりました。私の実家のお墓はとても便利なところ(都心)にあります。そして私が結婚する前からずっと帰国のたびにお世話になっている友人の家の近くに義母のお墓があるので、帰国した時は毎回 お墓参りに行っています。
別に張り合うわけではないのですが、義母は生前 長男にお墓のことはまかせられると思って、お寺の近くに住んでいた長男家族に融資していたのに、結局 長男はその地を離れてしまい、年に一度くらいしか訪問していないみたいです。もともと義父はあまり信心深いほうではなく法事や仏壇のお供えも言われなければやらないタイプの人なので、今、一番 日本人らしくご先祖様を敬ったり、お墓参りをしっかりしているのは、アメリカ生まれの我が子かもしれません。
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