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私がアメリカに住み始めてからかれこれ30年が経ちました。ジョージア州の大学院に生き始めた翌年に両親が亡くなり、その後は日本に帰国する度、大学時代の友人のマンションやゲストルームに泊めてもらっています。
その友人がここ30年の間に「あなたが今 アメリカでこんなものが流行っている、とかアメリカは今こういう感じになっている、ということが何年か後に日本で起きるって感じなんだよね。」と何度か言っていました。でも私からすると、日本の方が遅れていると感じたことはあまりありません。強いていうなら ここ30年でアメリカの方が進んでいる(あるいは「いた」)と感じたのは、インターネットやメール、キャッシュレス(クレジットカードの使用)とかネット決済、くらいです。
私の場合は、教育の現場にいるのでICTに関していうと日本の学校はアメリカの学校より遅れているというか、普及していないと感じることはよくあります。これはおそらく官公庁のようなお役所仕事の現場でも同じようなことが言えそうです。
若者の流行に関していうと、超日本オタクの娘ではなく一般的なアメリカ人を対象に見てみると、ネットリテラシーとかオンラインツールの使いこなし方に関してはアメリカの子供たちや大学生の方が進んでいて、そのせいで流行の発信もアメリカ先導型のように感じるものが多くあります。
ただインターネットコンテンツの普及は、アメリカが発祥でも日本で流行を産み出すものが近年増えてきているようです。
そのひとつがYoutuberからVtuber 日本の子供たちが将来希望する職業にYouTuberを挙げているとか、子供のYouTuberがもてはやされていた頃、アメリカの子供はすでにYouTubeは古いコンテンツだと思っていました。
そしていわゆる「顔出し」を「ダサい」と思っていて、アバターを使って発信する文化は一部の日本のサブカルチャーが発祥だとも言われていますが、アメリカの方が一般に受け入れられるのが早かったように思います。その後、Vtube というコンテンツが一気に広まり、これは日本が一人勝ちのようです。
スポーツに関していうと、産業としてお金を産み出すコンテンツとしてはアメリカの方が日本よりずっと進んでいるのかもしれません。2028年のロサンゼルスオリンピックに向けて、世界中のスポーツエリートが留学生としてアメリカの大学チームに所属し、アメリカ国籍(市民権)を取得してアメリカ代表として参加する可能性があると聞いて そういう取組みは日本はやらないのかな〜と思います。
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