日本を離れ30年が経とうとしています。人生の半分以上をアメリカで過ごしているので日本に一時帰国するたびに新鮮な驚きがあります。

 

今回の旅行の気づきを忘れないうちにブログ記事にしていこうと思います。

日本に一時帰国する前から 友人に会うと「リタイア後の生活」「親の介護」「終活」が三大トピックでした。

日本帰国中は、古くからの友人(=同年代)に会うのでますますこの話題が多かったです。

 

私の友人は皆、東京周辺に住んでいて、近くに実家があり、ほとんどが親の介護も終わり、自分たちの今後の人生を考えています。

会社を経営しているご主人はまだ現役で働いている人がほとんどで、会社勤めだった人はすでに退職して嘱託のような仕事をしているか、あと数年で退職するようです。典型的なアラ還〜ポスト還暦世代です。

 

義理のご両親と同居をしていた友人の多くが50代をすぎてから「二拠点生活」を始めました。

都内の2世帯住宅での生活と週末には少し郊外のリゾート地で過ごすというスタイルです。

 

以前は「別荘がある」なんていうと なんて贅沢なと言われたこともありましたが、ご主人の単身赴任とか子供の進学に伴う一人暮らしなどで1家族が複数の住処を持つことは別に珍しいことではなかったと思います。

実家がたまたま都市にあり、2世帯 3世帯が住むのに十分なスペースがある家庭が、ずっとみんなが同じ空間にいなくてもいいように別の場所に家を持つというのは、昔の「別荘」とは違った感覚として捉えられているようです。

 

前にも書いたのですが、私の両親は「別荘派」で私が子供の頃に山間部に別荘を建て、夏は避暑地として、冬はウインタースポーツを楽しめました。ただインフラが悪くクルマがないと不便な場所だったので、私が大人になり家を出てから、温泉地に別荘を建てました。こちらは管理費や温泉使用料など経費が高かったのですが、東京からの交通の便もよく新しい家だったので晩年を過ごすにはいい場所でした。両親は今の私の年齢より若い頃に2つも別荘を建てたのはすごいと思いますが、その代償(といってはなんですが)として働きすぎで短命だったのではないかと思うこともあります。

 

 

こんなことを考えながら、友人と「私たちのリタイア後の生活」を話しました。果たして拠点は2ついるのか、それは家族の有無であったり 今住んでいるところの環境によりますよね。

夫の実家があった鎌倉 もう家がなくなってしまったので「家に帰れない夢」をよく見ると言っていました。

いつかはここにもどりたいのかな。

 

 

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