前回、ロサンゼルスで日本人(日本語が話せる)女医さんを我が子の小児科医に決めたことを書きました。
我が子は、産まれてからすぐ かなりひどい乳児湿疹で、頭や顔がボロボロになってしまいました。
生後2ヶ月くらいの時、日本人の友人のベビーシャワーに行った時、他の日本人のお母さんから「アトピーなんじゃない? お母さんが食べ物を気をつけていないと母乳に出るものからアレルギーになるのよ。」と言われました。またその人は娘を見て「足がちょっと曲がっているかも。早く治さないとO脚になっちゃうわよ。」とも言っていました。
3ヶ月検診で、この小児科の先生に相談すると、まずアトピーの件は、ミルクの種類を変えてみるように指示されました。
このミルクは子供のColic (癇癪)を鎮めるのにもいいし、乳製品アレルギーがある子供でも大丈夫なものです。
我が子はこのミルクを飲み続け、豆乳に移行したので未だに牛乳をまったく飲みません。チーズやアイスクリームをよく食べるので、乳製品のアレルギーがあるわけではないのですが、自分では「牛乳アレルギーがある」と信じていて、日本で体験入学をした時も、担任の先生に自分から牛乳が飲めないことを伝えて給食の牛乳を飲んでいませんでした。
O脚のことも相談したのですが、先生はちょっと娘の脚をひっぱって
フツ〜です。
とちょっと英語訛りの日本語で言いました。その一言に安心した私たち夫婦は、心配事があると、その先生の「フツ〜です」をマネして子育てを乗り切ってきました。
また、前にも書いたのですが(過去記事はこちら)、我が子は言葉の発達がとても遅く、4歳過ぎまで、日本語でも英語でもほとんど会話ができなかったのですが、3歳半で療育センターの検査に行く時も、この小児科の先生は
ご両親が気にされているなら、行ってもいいですけど、そんなに遅れはないですよ。
身長も体重も(アメリカ人の)標準よりかなり低いので、その割には認知は高い方だと思いますけど。
と言ってくれました。年に1回の検診で会う先生より、毎日子供を見てくれているデイケアセンターの先生の意見を信じて、療育センターに行き、診断を受けて療育を受けたのですが、結果的には現在は発達遅延が見られないので、この先生の判断の方が正しかったのかもしれません。
この先生はご自身のお子さんの進学に合わせ、サンタモニカからサウスベイの方に引っ越され、転勤してしまったので、娘は6歳以降から、私たち両親と同じ中国系アメリカ人の女医さんに診てもらっています。
海外で子育てをしていると、その国の標準に合わせていかなくてはいけないのは当然ですが、子供の発達を考える時、やはり人種や言語環境を考慮して判断してくれる人が近くにいてくれることは、とても大切だと思いました。そういう意味で、アメリカで生まれ育った日本人の子供をたくさん診ていたお医者さんが娘の初めての主治医になってくださったことはよかったと思っています。
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