時刻は、18時を回ってます。台北火車站から迪化街までの道のりは、3度目なので慣れたもんです。
台北火車から君品酒店へ行く時の鄭州街と承徳二路の交差点にある歩道橋からの眺め。機車がどんどん増えてゆきます。エンジンをふかす音、臭い、決して心地よいものではありませんが、台湾の唸り声のように聞こえます。力がわいいてきます。あ~、これが台湾だーーっ
夕暮れの迪化街近辺。仕事の追い込み、帰宅を急ぐ人、そしてこれから街に繰り出す人の活気があります。でも、夕暮れってちょっと淋しい…。でも、そこに人生模様を感じます。
まずは、ここ。
延北北路二段68號 『十字軒』 。老舗中華菓子のお店です。http://www.ten-cake.com.tw/about.html
「歩く台北2014-2015」P 52 にも位置情報が掲載されてます。
とても賑やかな入り口。ここの「密瓜酥マスクメロンケーキ」が好きなんです。今回は、これを買うために寄ってみました。でも、残念なことに今の時期はまだ作ってないそうです。かなりへこみました。西門町の『港記酥皇 蓬菜摩沙』で哈密瓜酥(マスクメロンケーキ)を買わなかったのは、ここ『十字軒』の方が美味しかったから。本当に残念です。リベンジしますかね~。
※「十字軒」、台北火車站南側の博愛路にもお店がありました。(台北市博愛路146号)世運食品の前です。でも、なくなってる??見つけられないのです。ご存知の方、教えて下さい。
「3度目の台湾旅行 2014年7月4日~6日 2日目 その2迪化街」(←)で買った『十字軒』の「哈密瓜酥」。このマスクメロン感あふれる味は忘れられない。今回は残念です。夏に台北を訪れる予定の方、買って損なしですよ。季節限定ですので、ぜひお試しください。
そのお味は
綺麗な哈密瓜色の餡でしょ。香りもまさに哈密瓜マスクメロンの甘くフルーテーィ~な香り。一口食べたら踊りたくなるくらい美味しいんです 。食べたのはもう2年前ですが、その時の風味、香りは今でも覚えています。もう、めちゃくちゃ美味しいです。他にも、『十字軒』の中華菓子の皮は、バターの風味と甘さが絶妙で、サクサク+しっとりの素晴らしい食感です。鳳梨酥や、他の中華菓子も美味しかったです。迪化街のひとつ東側の通りです。お近くへ行かれた方は、ぜひ 『十字軒』へお立ち寄りください。
迪化街 といえば、永樂市場入り口にあるこのドライフルーツのお店です。お店の名前は分からないのですが、店頭に並ぶこの容器が目印。すぐに分かりますよ。
私は、店を選ぶときに、出来るだけリピートを避け、いろんなお店、色んな味を体験しようと心がけてます。でも、このお店の台湾産愛文芒果乾。昨年9月に買って夢中になったお店です。
「7度目の台湾旅行 2014年9月25日~27日 1日目その4」(←)
これこれ、これですよ~。蓋を開けると甘い芒果の香りが広がります。肉厚といい、軟らかさといい最高です。ここの芒果乾をヨーグルトに一晩漬け込むと、生のを芒果を食べてる食感に戻るんですよ 。とても美味しいです。お値段、100g75元!!あら?値上げですね。昨年は70元でしたよー。
台湾産愛文芒果乾を3袋購入。そして、お隣の鮮やかな奇異果乾(ドライキウイ)100gもGet。こちらは、フィリピン産です。お店の小姐に、昨年来たことを台湾華語で話しかけてみました。「去年我來了。今天第二次」(その場で思いついたので、間違ってるかもしれません) すると、とても喜んで下さり、260元のところを10元おまけしてくれました。あはは~、ラッキー。
今回は、新たなお店にも挑戦!!
『百勝堂藥行』(台北市迪化街一段122號) 無着色料・無添加の台湾産にこだわったドライフルーツや、舞茸や野菜のチップス、豆類を売ってるお店です。永楽市場を更に北進した迪化街一段にあります。進行方向左手です。
お~、こんなお店に来たかった。凄く沢山の種類があるので、とても面白いです。どこ見ていいのか、何買えばいのかテンション高くなります 。楽しーっ!!
台湾産愛文芒果乾。1斤(600g)360元(1440元)です。※NT$1=¥4で計算
このお店は、1斤、半斤(300g)、200gという単位で売ってくれます。「1百?yìbǎi?」と聞いてみましたが、ダメでした。今回は、最小の200g購入。100gが60元なので、さっきの永樂市場前のお店より15元も安い!!食べ比べが楽しみです 。
これも買ってみたかったの。台湾産草苺乾。1斤(600g)340元(1360元)です。初めてなので200g買いました。甘い苺の誘惑です。一口食べましたが、濃厚期待度大のお勧めドライフルーツです 。またレポしますね。
レーズンや珍しいドライフルーツが一杯。目移りします。迪化街でのお買い物の楽しさが良く分かります。
ナッツ大好きな私は、これを購入。「養生堅果] (200元) 中には、杏仁xìngrén(杏の実)、扁桃biǎntáo(アーモンド)、数種類の葡萄干pú tao gān (レーズン)、腰果yāoguǒ (カシューナッツ)、緑色の平たい種みたいなの(台湾でよく見かけますが名前が分からない)。「有効日期 105年5月2」と記されてます。来年の5月2日までですね。
これは、普通に美味しい。そう、美味しいですが、台湾独特というわけではないので、台湾にしかないものをお求めの方には、お勧めしません。ナッツ大好きな方は、買って損なしですよ。
「健康果仁」(120元)という名前に惹かれて購入。試食させてくれました。しかも、売ってる商品を開けて…。ちょっとびっくりしましたが、開封したのとは別な商品を渡してくれます。ただ…、試食した袋もまた並べられてたけど。ご愛嬌ね~。「有効期日 105年5月10」です。
これ、めちゃくちゃお勧め!!袋を開けた途端、台湾の香りが広がります。なんの香り??それが良く分からないのです。香りの記憶ってあるでしょ。街を歩いてる時の香り?市場の香り?夜市の香り?食べ物屋さんの香り?コンビニ?それとも、何かを食べた時の味の記憶が香りと共に残ってる??これぞ台湾!!という香りです。台湾が恋しくなった時の秘密兵器です。そして、香ばしくておいしいです。ポリポリ感がクセになります。
迪化街 、だいぶ暗くなりました。楽しいお買い物は終わりです。さて、次のお目当ては、寧夏夜市!!
迪化街から歩いてすぐです。待ち合わせは、19時半。誰と待ち合わせ??ナイショです、。
では、続きは、また今度。
最後にお尋ね…
私、台湾で値切ったことないんです。市場でお買い物、夜市でお買い物って値切って買ってますか??値切ってる人見たことないし、値切る雰囲気じゃないし~~。皆さん、どうされてます??安く買いたいというより、値切る交渉を会話で楽しみたい気持ちはあるんですけど…。