201年12月31日 五月天跨年演唱會「Light up the hope螢火晚會」 その2 | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
好きなものに囲まれた日常の出来事を書き留めていきます。

  五月天跨年演唱會 「Light Up The Hope螢火晚會蒲公英。、後半戦に突入です。台湾語の曲が満載です。以前、Jiaさんが、「高雄では台北よりも台湾語の曲をたくさん歌う」といってました。まさにその通りです。
「笑忘歌」
「歡聚歌」

「憨人歐開合唱團(O-KAI  SINGERS
「將軍令」
「Do you ever shine?」

 「笑忘歌、これは青春の応援歌と思います。この演奏會、曲のセレクトの根底には、「励まし」などの愛のメッセージがあるように思います。こういう気持ちが、台湾の人々を支え、皆が大好きな五月天台湾の誇り台湾五月天になるのでしょうね。
 「歡聚歌」、これは、新寶島康楽隊:ニューフォルモサ(福建人,客家人,パイワン族の3人のメンバー)が1995年に発表した曲です。彼らは、原住民族の音楽の素朴な豊かさに触れ、 それをアルバムに取り入れたり、台湾語の歌曲を創作しています。"台湾人としてのアイデンティティ"を音楽面から追求したグループです。この曲は、客家語や台湾語が入り乱れた曲です。「私達は1つの家族だよ。どんなところから来たんだって構わない。今夜は一緒に歌い踊れば、私達を隔てるものはない」という意味の曲です。前回の記事で、私は、『『歐開合唱團(O-KAI  SINGERS)が、台湾民謡で「、「I  YAO   I  YAYO~」という賭け声にも似たフレーズ・・・』と書きましたが、この曲のことです。勘違いしてましたので、ここで訂正しておきます。この曲を選んだ五月天の思い、考えてみませんか?台湾は、客家人、台湾少数民族、内省人、外省人が入り混じって暮らしています。でも、「どこから来ようとも、どんな民族だろうと、そんなこと関係ない。僕らは台湾という国のもと、ひとつなんだよ。一緒に歌い仲良くやろうよ」、私にはそんな彼らからのメッセージだと思うのです。台湾語で歌う彼らの姿から、五月天の世界観がひとつわかった様な気がします地球

五月天が一つになって大合唱です。この大合唱、憧れでした。耳で聴いて、たまりさんのピンインで暗記した「憨人」、大声で歌いました。心の中で「加油!高雄。 加油!台湾」と祈りながら…。この大合唱に中にいて、憨人」という曲が、五月天にとって、五月天迷や台湾にとって、とても大切な曲であることも実感できました。一緒に歌えて、本当に幸せでした。五月天、願いをかなえてくれてありがとう…。
 「將軍令」、来ましたね~。歌うことが分かっていながら、早口のため完コピ放棄した曲です。スクリーンの字幕と、目の前の阿信を交互に見つめ、頑張ってついてゆきました。スクリーンには、その曲のオフィシャルなMVが出ます。今回は、電影《黃飛鴻之英雄有夢》電影版とは異なってました。元旦に公開されたオフィシャル版とも異なるのです。あくせく働くサラリーマンの苦悩のようなものがモノクロのアニメーションで映し出されてました。電影版の彭于晏(エディイ・ポン観たかったな~。)そして驚いたのが「Do you ever shine?」日本語の曲です。もう、どれだけ嬉しかったことか日本日本五月天迷参上とばかりに、持参したボードを阿信に見せながら、ドヤ顔で歌いました(笑う)。でもね、阿信は、完全にカンペ視線です泣阿信のカンペ用モニターと、ステージ後部や両サイドの巨大電光掲示板は、日本語歌詞が出てるそうです。阿信、凄い!!この曲を高雄で歌ってくれたことで、単なる日本向けの曲じゃなく、ちゃんとした五月天の曲のひとつであることが実感できました。五月天の中で、台湾と日本が近い存在であることが嬉しいのです。

 そして、もう一人のゲスト亂彈阿翔(ルァンタン・アシャン」登場
セッションはこれ↓
「軋車」」(亂彈阿翔と)
「I love you 無望」亂彈阿翔と)
「完美落地」亂彈阿翔
 「軋車」で勢いよく登場した演奏會。なに。このロン毛のおっさん、誰。なんか、凄いんですけど…?。このおっさんのことを阿信「翔哥xiáng と呼んでます。お互いが信頼し合っている関係だということはすぐに分かりました。彼は、五月天と同じ相信音樂所属 のアーティスト亂彈阿翔(ルァンタン・アシャン」。台湾のロックバンド亂彈のボーカル兼ギターをやってる方です。ロン毛の風貌を見ながら「このおっさん、まさに台湾!って顔してる。しかも髪型私と同じやん。私よりサラサラ?いかん、ちゃんとお手入れしよう。でないと、このおっさんより劣るわ~」と思い少々敬遠してました。でも「I love you 無望」は衝撃でした。ハスキーな低音ボイスがこの曲を更に守り立てるのです。その魂からの叫びにも似た歌い方に電流が走りました電流。ビビッとくるってこういうこと?「ロン毛のおっさん?」が「この人いい」に瞬時で変わりました。亂彈阿翔メチャクチャ良いですハート。(←ハートついちゃったよ~)下の画像、1:06から少しだけ「I love you 無望」の様子が見れます。ここだけの話、阿信「I love you 無望」より好きかもヒミツ。ちょっと聴いてみてよ


完美落地」は、亂彈阿翔の曲です。この曲、感動します。なんか、すごくカッコいいんですけど…。私、粉絲:fěn sī (日本でいう「ファン」のこと。迷と同じ意味)になりましたハート。。粉絲になるとロン毛のおっさんが、かっこよく見えるんです。この曲は、2011年 映画「翻滾吧 阿信」のテーマ曲であり、台湾のアカデミー賞といわれる第48屆金馬獎では、最佳電影歌曲受賞(最優秀映画主題歌曲賞)。亂彈阿翔自身、翌2012年にソロアルバム 『把我換成你』が、台湾のグラミー賞といわれる第23屆金曲獎で、最佳國語男演唱人(最優秀国語男性歌手賞)を受賞。このひと、凄いんですね!!「完美落地」、こちらも聴いてみて下さい。台湾ロックの神髄に触れることが出来ます。今度台湾行ったら、翔哥xiáng のCD買ってこよう


「九號球
怪獣ソロ)
「倔強」
「突然好想你」
「溫柔」
「志明與春嬌」

 「九號球は、怪獣主役の映画「逆轉勝」主題歌ですからね。この曲は、2009年発売の 4th アルバム「時光機」に収録されています。作詞:阿信、作曲:怪獣です。阿信以外の曲がアルバムに初めて収録されたのがこの「九號球。アルバムでは、阿信が歌ってます。歌う人によって楽曲のイメージも変わりますね。怪獣の場合は、ちょっとたどたどしく歌うので、ハラハラしますが、哀愁や淋しさを感じます。映画も観たくなりますね。日本来ないかな~。主唱:阿信と比べたらいけないけど、やはり阿信の歌い方が好きです。人生そのものを感じ儚く切なくなるんで…。
 「倔強」、「突然好想你」 「溫柔」は、大合唱の定番ですね。大好きな曲の連続です。いつもより、客席だけ抜いたわせる箇所は少なかったと思いますが、左耳のイヤホンを荒々しく外し、観客の歌声を聴き入る阿信は、どんだけ男前なことか。ますます惚れ惚れしちゃいますハート。「溫柔」は、昨年のなんばハッチやサマソニの時、一生懸命に覚えたのですが、歌わずでした。今回が初「溫柔」です。本当にいい曲で陶酔できました。カウントダウンまであと10分。ここでメンバーはいったん下がります。

客席には、こんな素敵な方が来られています。

高雄市長:陳菊さんも蛍光棒振って五月天と年越しです。この席は、1階アリーナ最後部、漫遊搖滾站區の後に設置された観覧席だと思います。メンバーが、「今夜は、花媽(陳菊市長さんの愛称)が来てる」といい、皆で探す動作をする所が可愛かったです。そして、カメラがキャッチ。スクリーンに登場と共に、客席からの歓声も凄かったです
陳菊市長の愛称「花媽」の由来…台湾で放映された日本のアニメ「あたしンち」の主人公立花みかんの母親に似ているとされ、その中国名で呼ばれるようになりました。ここにも「日本」が絡んでいて嬉しいです。


 すぐにメンバーは、ステージに再登場。ドラムの冠佑を残し、4人はアリーナ後部に設けられたステージまで歩いて移動。客席のどよめきと歓声は半端ない凄さです。でも、私にしてみれば、阿信が遠ざかってゆく~~泣く。まさか、別ステージでのカウントダウンとは思ってもみませんでした。でも、今回のチケット発売において、セブンイレブンセブンイレブンの ibon でトラブルがあり、中心搖滾站區のチケットを確保した人が発券できなかったんです。相信音樂事務所は、それらの人に対し、何らかの対応をするとコメントしてました。死角になる部分を減らす演出に変え、追加販売しました。今回の配慮もそのひとつかもしれませんね。いったいどこまで優しくて、ファンを愛する人たちなんでしょう。ますます好きになりますハート
 みんなと一緒にカウントダウンの始まりです。私も中国語で頑張りました。「00:00」と共に、青いキラキラ紙テープが舞い上がります。
画像は相信音樂facebookよりお借りしました。(花媽さんのもです)

こちらの報道では、その様子も見れます。0:19辺りですよ。

阿信はじめ怪獣瑪莎石頭は、遠ざかりましたが、目の前には、冠佑がいます。ドラムセットから降りて、ステージと客席ギリギリの所まで来てくれました。ちょっと内緒で撮っちゃいました。ホントは、開演中はダメですよ撮影禁止


ハイ、Photo by Kei の冠佑ですよ~
 私の買ったTシャツとお揃い~


 ステージに残る冠佑 ふふっ


こっちは、正面のステージに映し出されたアリーナ後部のステージ。阿信たちがいる所です。ちょうど日付が変わり2015年になりました。
 IMG_20150109_133740.jpg 新年快樂~くす玉 くす玉 くす玉
 初めての海外年越しです。そして、夢のまた夢だった五月天跨年演唱會の真っ只中なんですね。幸せと感謝の気持ちでいっぱいです。

2015年、最初の曲は、これ
「人生海海」
「入陣曲」

「傷心的人別聽慢歌」歐開合唱團(O-KAI  SINGERS)

「人生海海」好きだな~。カウントダウンの超ハイテンションの中、ポップ調の軽快な曲を選ぶとは、予想外でした。でも、五月天人生賛歌ともいえる曲を持ってきたことは素晴らしいです。観客のノリやテンションと共に一気に盛り上げる手法を使うのではなく、伝えるべきことをきちんと伝えていると思います。この曲は、訳詞に挑戦していたので、意味も分かります。まさにこの歌詞の内容を大切にして生きてゆこうとメッセージを発しているのです。
『「人生海海を訳してみました』左クリック

 「入陣曲」ステージ全体が赤い照明になり、蛍光棒も赤色にチェンジ。燃え上がるように力強い「入陣曲」でした。超かっこいい
 「傷心的人別聽慢歌」歐開合唱團(O-KAI  SINGERS)再び登場。凄く素敵な曲に変わってます。


そして、この曲で、演奏會は終了。もちろん、「安可(ānkě)安可 (ā nkě)」の大合唱。
「安可! (ā nkě)」はアンコールの中国語です。五月天、結構早く出て来てくれました。そして、次の曲を歌います。
「我不願讓你一個人」
「一顆蘋果」
「知足」


「我不願讓你一個人」 阿信は、こんな素敵な彼女と一緒です*rabbit
IMG_20150109_133741.jpg 分かります??あのうさぎちゃんは、阿信の彼女になったようですね*rabbitハート。(Photo by Kei )
もう、この曲聴くだけで、胸がドキドキするのに、
阿信にこんな仕掛けまでされるとたまりません  。そっと左手で抱きかかえるように連れて来てらぶ1、優しく歌いかけらぶ2…、とどめは、「ここで待っててね」と、覗きこむように話しかけるダブルハート
阿信可愛いーーーーっはぁと花とハートはーと
 もう、凄すぎ!!「神様、私はどうしてゲーセンのうさぎ*rabbitとして生まれなかったのでしょうか??」そんな思いをぶつけつつ、惚れ惚れと阿信を見つめてしまいました。このうさぎちゃん*rabbit、こちらですこれ↓

阿信facebook 12月30日 8時更新

捕獲野生陳小兔!
捕獲地點:深夜公路休息站
捕獲工具:10元銅板 × 2
野生の陳(阿信の苗字)うさぎを確保したよ*rabbit
捕獲場所:深夜道路の休憩所(高速道路の休憩所のことかな?)
捕獲道具:10元2枚ギザ十ギザ十


詳しくは、
『五月天跨年演唱會 「Light Up The Hope螢火晚會」準備OK啦』準備OK啦』左クリック

 そして、一顆蘋果」。2thアルバム『人生海海』収録曲が続きます。初期からの五月天
のレベルの高さ、伝えてきたメッセージの永久不変性とブレない強さを感じます。
 ラストは、やはりこの名曲ですね。
「知足」
、こぶしを効かせたように歌う所が好きです。そして、演奏に合わせての阿信のトーク。何を言ってるのか十分に分かりません。もどかしさと悔しさがあります。でも、一つでも分かる言葉があればと、全神経を「聴く」ことに集中させます。阿信は、メンバーひとりひといの名前をいい、5人が高雄を思っていること、来年、再来年、そしてその次の年も一緒だといい、知足的快樂 叫我忍受…心ーーー痛ーーーーと歌い上げてくれました。そして、怪獣のギターソロのなんと美しい音色か…。

 これで、全36曲歌い終わりました。大満足です。言葉はないですね。完全燃焼しました。高雄に来ることは、いろいろ悩んだ末に決断しました。来て良かったです。そして、五月天がますます好きになり、五月天の話す台湾華語や台湾語を知りたいという気持ちも強くなり、台湾という国そのものがもっと好きになりました。
五月天は、最高に素晴らしいバンドです。五月天、ありがとう。


 最後に今回の演奏會の総集編のような報道をアップします。1月2日、3日の演奏會も含まれています。星空」に始まり、台湾民謡、「I love you 無望」もあります。1:16にうさぎちゃん登場です。