人を外見で判断・評価する「ルッキズム」を否定し、
履歴書に証明写真を貼ってもらうのをやめる企業がでてきています。
これは、人を外見で判断・評価するのではなく、その人の内面で評価しようという風潮で、
それはそれで素敵なことです。
一方で、今年の就活は売り手市場なので、
「内定の可能性があるのなら、写真を提出します」と会社に告げた就活生もいると
中小企業の経営者から聞きました。
確かに、人を外見で判断するのは良くないことです。
でも、証明写真には多くの情報が詰まっているのも確かです。
例えば、身なりがきちんとしているかどうか・・・。
それは、TPOをきちんとわきまえられるかどうかを示しています。
また、証明写真がきちんとまっすぐに貼られているかどうか・・・
これは、細かい手作業をきちんとできるかどうかを示しています。
清潔感のある身なりからは、企業に向かい合う姿勢を見て取れます。
たった1枚の写真から、色々なことが読み取れるのは否めません。
だからこそ、証明写真は、たかが証明写真、されど証明写真なのです。
本人証明だと考えるなら、ボックスの写真でも十分ですが、
どれだけ真剣にその企業への受験を考えているのか、
その姿勢を問われるならば、
きちんと撮影された写真がそれを証明してくれることもあるでしょう。
もちろん、人を判断するときに、1枚の写真だけで決められるわけではありません。
美人であるとか、イケメンであるとか、そんな「ルッキズム」で判断されるわけでもありません。
でも、1枚の写真が語る多くの内容を考えておくことは、大切なことでもあると言えましょう。
ラ・フェットは就活生の就活を写真で応援しています。