こんにちは。
洋菓子のプロから学べる
名古屋栄アイシング&アートクッキースクールのLa Cachette(ラ・カシェット)です。
頼まれもののシフォンケーキを焼く。
奥 自家焙煎珈琲のシフォンケーキ
手前 完熟ばななのシフォンケーキトール型で
見た目だけではあまり区別がつきませんね。
完熟ばなな。
ローストしたクルミを入れたり、刻んだチョコレートを加えてもおいしいです。
次回はバナナをキャラメリーゼして香辛料を利かせてみても面白いなと思っています。
このシフォンケーキに欠かせない卵。
実はものすごく奥が深い素材です。
たとえばどこかでシフォンケーキを食べた時、個人的にとても気になるのは卵の香り。
良質な卵は気になりませんが、
安価な卵はにおいが強すぎて他の素材の邪魔をしていることがあります。
食べるとすぐに分かるので卵選びはとても重要です。
もしジェノワーズやシフォンケーキ、ロールケーキをご自宅で作られる方は
卵の質に気を付けてみてください。
それだけでかなり違います。
で、
アイシングクッキーの卵はどうなの?
と思いますよね。
結論から言うと
アイシングクッキーのクッキー生地は
あまり気にしなくて大丈夫です。
クッキーは「粉」「バター」が多く、全体量から見ると卵の割合が少ないです。
それにバターなどの香りが強いので、そもそも卵臭はわかりません。
こういう場合はシフォンケーキやジェノワーズほど神経質にならなくても大丈夫です。
あ、
もちろん新鮮なもの、良い素材を使うに越したことはありませんけどね。
基本的な考え方でいくと
・ 全体量から見た割合が多いもの
・ 味やかおりに影響するもの
は良質の素材を選ぶようにしてください。
それだけでお菓子がグレードアップします。
例外的に
・少量でも味や香りに影響するもの
も良質なものを使います。
例えばバニラビーンズやリキュールなどがそれです。
お菓子は奥が深いですね。
そのほかにも作り方や温度や混ぜ方、レシピなど
複雑な要素もたくさんあります。
工程を一つでも間違うと失敗につながるお菓子作り。
だからこそ成功すると楽しい。
語りだすと長くなりそうな予感・・・
今日はこの辺りで。
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