今季初陣 | やっぱり青が好き

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”しなやかな蒼き刃”岸孝之投手を中心に、
その仲間たちや野球についてつづっています。

 4/3、岸くんの今季初先発。

 やっと見られるのは楽しみなんだけど、緊張する。今回の懸念は去年投げてあまりよくなかったエスコンフィールドであること(札幌ドームよりかなり狭い)、雨の影響で最終のオープン戦で投げられず試合で69球までしか投げていないこと、前回ファームだったとはいえ中5日であること。心配が尽きない。

 

 パソコンの前でスタンバイ。ファイターズの北山投手は剛速球がキレキレ。これはちょっと…。1回裏の岸くん、3球三振(しかもアウトローいっぱいの見逃し三振!)のスタートでいいじゃん!と思ったら、ヒット・盗塁・ヒットであっさり1点献上。いい当たりじゃなかったんだけどなあ。

 

 2回以降も打線は三振の山。全く打てそうもない。岸くんは毎回のようにランナーを背負った。ポトンと落ちるようなヒットばかりで、ついてないなと思うけど、当てられるのはあまりよくないからなんだろうか。いい球をボール判定というのも結構あった。球審のせいにはしたくないけど、解説の岩ちゃんが「今のボールっていわれたら…」といってたから、嘘ではないと思う。

 けど、石原くんの盗塁阻止、こぶちゃんのダイビングキャッチ、そして岸くん自身のフィールディングでしのいでいた。打てないから我慢するしかない…。

 

 5回裏、ツーアウトランナーなしから1番、2番(の松本選手は3安打…)の連打で1、3塁。ツーアウトだからアウト取ればよい、バッターに集中して、と願った瞬間、初球カーブを万波選手がスタンドに持って行った。ああ…ショックすぎる…。この展開で4失点は絶望的…ここまで粘ってきたのに。悲しい。

 岸くんは5回でマウンドを下りた。悔しい。いや、一番悔しいのは本人なんだけど。

 

 その後も打線は空振りばかり。このままじゃ完全試合だよ、なんとかしてよ、と苛立ってくる。

 7回裏ワンナウト、ついに四球で完全試合阻止。ヒットが出てノーノーも阻止。そして開幕からノーヒットのあさむ。正直いって期待してなかった。するとタイムリー!嬉しかった。

 

 中継ぎ陣は無失点で、4対1のまま9回表へ。あさむのタイムリーで4対2も、反撃ここまで、悔しい敗戦となった。負けは仕方ないけど、岸くんが打たれてしまったことがとてもとてもつらい。

 

 岸くんは、「ホームランの球はただ単に甘い」と話していたという。これは本当に悔しい。松本選手にはよく打たれてる印象だけど、万波選手にも結構打たれてるらしい。「これから先もやられる訳にはいかないのでしっかり抑えられるようにベストを尽くしていきたい 」。きっとやり返してくれる、と信じたいけど、ポジティブになれない。若いピッチャーじゃないし。でも、誰が何といっても素晴らしいピッチャーであることに変わりない。どんな時も応援するだけなんだ。