私のブログは、
約9年前に…
風邪すらひかない
超健康なサーファー旦那が
悪性脳腫瘍グレード４
神経膠芽腫を
発症した時からを書いています。
大切な人を亡くし…、
絶望感に襲われ、
「人生終わった」と感じ、
自死まで考えていた絶望未亡人が…
どうやって生きてきたのかを
赤裸々に綴っている…、
『３０代絶望未亡人
這い上がり物語』です。
初めから読んでくださる方はこちらから…
↓
３３歳旦那の病気、発症！
↓
病名が判明しました
↓
2歳と5歳のワンオペ育児をしながら…
↓
旦那の脳腫瘍が再発しました
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そして…8年前、
↓
旦那を失う前にも…
↓
これの続きです
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旦那が焼かれている間のことは…
今でも鮮明に覚えています
座敷の待合室に、
親戚や義母が居て…
なんだか居心地が悪いし、
じっとしていられない気持ちだったので、
外に出たんです
そうしたら…、
娘2人も一緒について来て…、
外でタバコを吸っていた
旦那の友達たちと、合流。
旦那の友達は…、
本当にみんな、
優しかった
娘たちを肩車してくれたり…
（火葬場…だけどね
）
手を持って、
鉄棒のような遊びをしてくれたり…
当時5歳長女
「ゴリラ〜
」
お姉ちゃんの真似をして…
当時3歳次女
「ゴジラ〜
」
と言って、
逃げ回る娘たちに、
旦那の友人
「待て〜〜
笑」
と…言って…、
追いかけっこをしてくれたり…
「ここは公園か
」
と、錯覚するくらい、
子ども達を
笑わせてくれていました
本当にありがたかったなぁ
あの友人たちが居てくれたから、
私はボーッとできたのです。
そんな子ども達の笑顔と、
旦那の友人の姿を横目に…
私は、空を見上げていました。
ボーッと…
空を見上げていました。
煙突からは…、
もくもくと、
真っ白なけむりが…
空高くに登っていきました
とても天気がいい日でした
雲がない秋の空に…
旦那の肉体が焼かれたけむりが…
雲のように、
空高く登っていき…、
消えていくのです。
あのけむりは…
なんなんだろう
旦那の魂も…、
あのけむりとともに、
空高くにいってしまうのかなぁ
旦那が焼かれたけむり。
私の旦那が…
焼かれている
「旦那…
ごめんねぇ。
助けられなくて…、
ごめんねぇ。
熱いよねぇ…。
苦しいよねぇ…。
悔しいよねぇ…。
旦那…、
ごめんねぇ🙏🙇♀️」
私は煙突から出るけむりを…
ずーっと…、
見ていました。
そして、ついに……
つづきます
