私のブログは、
約9年前に…
風邪すらひかない
超健康なサーファー旦那が
悪性脳腫瘍グレード4
神経膠芽腫を
発症した時からを書いています。
大切な人を亡くし…、
絶望感に襲われ、
「人生終わった」と感じ、
自死まで考えていた絶望未亡人が…
どうやって生きてきたのかを
赤裸々に綴っている…、
『30代絶望未亡人
這い上がり物語』です。
初めから読んでくださる方はこちらから…
↓
33歳旦那の病気、発症!
↓
病名が判明しました
↓
2歳と5歳のワンオペ育児をしながら…
↓
旦那の脳腫瘍が再発しました
↓
そして…
↓
旦那を失う前にも…
↓
これの続きです
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脳腫瘍の旦那。
家に帰って来たことで、
ある意味緊張感みたいなのが
あったのかもしれません。
「しっかりしなくちゃ」
「俺はここの主人だ」
というようなスイッチが
入ったのでしょうか
退院後3日ぐらいは、
わりとこちらの指示が、
頭に入ったのですが…
4日目あたりから…
あれ
と思うことが…、
ポロポロと出てきたのです
朝……
私
「パパ〜!!
朝だよ〜!
起きて〜!」
旦那
「………」
私
「パパ!!!
起きて!!
子ども達も起きてるよ!」
旦那
「………」
絶対、聞こえてるだろう
私
「パパ
朝だよーー!」
すると…旦那、
目が開きました
パチパチと、
周りを見渡し…
寝たーーー
寝るんかい笑
全然起きようとしない旦那。
子ども達の幼稚園と保育園の時間が迫っています…
急いでパパを起こして、
みんなにご飯を食べさせないと
間に合わない
私
「もう、パパーー!!
ほら、起きてよー」
そう言いながら、
力ずくで旦那を起こそうとしますが…
33歳の大きな旦那は…、
そう簡単には起こせません
こんにゃろう
ぐ〜っと、
旦那の両腕を持って、
引っ張りますが…
旦那…、
めっちゃ力を入れて、
絶対に起きないように、
私が引っ張っている反対側に
体重をかけてきます
絶対に、起きてんじゃん
わざとやってるな…
こうなったら…
私
「よいしょ〜」
旦那の背中側にまわり、
背中から上体を起こす作戦です
私の足も、旦那の背中に沿わせながら…
えいや〜
すると……
座った笑
なんとか旦那を座位にして…
さぁ、ここから、
どう立たせるか
よし!!
あの作戦でいこう
私
「みんな〜!!
パパの手を引っ張って〜」
名付けて
「大きなかぶ作戦」です
パパの腕を、
私と子ども達で引っ張って…、
私と娘2人
「うんとこどっこいしょ」
「うんとこどっこいしょ」
まだまだカブは、
抜けません…笑
もう1回
私と娘2人
「うんとこどっこいしょ」
「うんとこどっこいしょ」
うわ〜
カブが抜けた〜
いやいや…
パパが起きた〜
よかった〜
って……、
私
「こんな時間〜
急がないとーー」
これが、
在宅介護開始4日目ぐらいの、
うちの脳腫瘍の旦那と、
2歳と5歳の子ども達との、
1日の始まりでした
このあとは…、
パパの排泄の介護があるのです
つづきます