読みに来てくださり
ありがとうございます
私のブログは、
約9年前に…
風邪すらひかない
超健康なサーファー旦那が
悪性脳腫瘍グレード４
神経膠芽腫を
発症した時からを書いています。
大切な人を亡くし…、
絶望感に襲われ、
「人生終わった」と感じ、
自死まで考えていた絶望未亡人が…
どうやって生きてきたのかを
赤裸々に綴っている…、
『３０代絶望未亡人
這い上がり物語』です。
初めから読んでくださる方はこちらから
↓
３３歳旦那の病気、発症！
↓
そして…
↓
旦那を失う前にも…
↓
下の兄は、
突然行方不明になりましたが…
⬇︎
それから、数年後の…
これの続きです
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私は…
兄を自死で亡くしました。
14年前は…
「自死」
なんて言葉よりも…
「自殺」
という言葉の方が、
一般的だったように感じます
私の個人的な意見です
そんな亡くなり方を
自分の身内がするだなんて…
ましてや、
大好きなお兄ちゃんが、
そんなことをするだなんて…
想像すら、していませんでした
世間体だとか…
人からの見た目や評価を
えらく気にする両親からしたら…
信じられないことでした。
だから…
隠して…
隠して…
嘘をついて…
私達は、
生きて来ました
そんな私が、
初めて、
家族以外に話せたのは…
旦那を亡くしてから、
死別後の悲嘆を癒す、
グリーフケアというものと
出会ってからでした
しかも、
グリーフケアを受ける…とか、
遺族会…とかではなく、
グリーケアを学び、
自分がケアを提供する側の
学びを始めてからでした
大切な人を亡くしたあとに
人間が直面する、
「グリーフ」
というものを学びながら…
私は自分の心を、
初めて解放することができたのです
「私には、
兄が2人居てね……
」
「下のお兄ちゃんは、
とっても優しいし、
見た目だって、
悪くないんですよ〜」
「でもね…
実は、
死んじゃったの…。
しかも…、
自分で…
命を絶ったの」
そんなことを、
語れる場が何回もあって…
受講生同士で、
グリーフケアをする練習をするのです
そこで初めて…
「そうだったんだねぇ」
「辛かったねぇ」
「今までよく我慢してきたねぇ」
「私も家族を自死で亡くしたんだよ…」
そんな言葉をかけていただき…
私は、
兄への思いを、
解放することができたのです
私は…、
兄が2人いる事。
1人は自死してしまったこと。
その兄のことが大好きなこと。
会って話したいこと…などを、
何も我慢せず、
嘘をつかず、
飾らずに、
話すことが出来る喜びを、
実感しました
それは…
兄が自死してから…
12年以上経った頃でした
12年間…
苦しかったぁ…
誰にも言えずに…
ずっと一人で抱え込んできた…
それは…
私だけではなく、
父、母、上の兄も一緒でした
それが…
ようやく…、
14年以上経った最近、
やっと…
亡くなった兄のことを
みんなで話せるように
なってきたのです
⬇︎
自死遺族は…
苦しいです。
世間からは
白い目で見られ…
軽蔑されるような感覚があります。
自分たちは、
普通の人ではなくなったような…
そんな感覚になります
「なんで気づけなかったのか？」
「そんな状況じゃ、
死にたくもなるわ」
なんて言われたこともあります。
救いたかった命。
救えなかった命。
救うべき命。
救えた命…。
自死遺族は…
色んな面から…
苦しい思いをしているのです。
ただ…
一つ言えることは…、
私のお兄ちゃんは…
頑張って生きた！！
ということ
そして…
兄のことが、
大好きで、
大切な存在には、
何も変わりがないこと
どんな死に方をしても…
どんなことを言われても…
私にとっては、
大切な家族！！
今までも…
これからも…
大切なお兄ちゃんには
変わりありません。
「下の兄との突然のお別れ編①〜⑨」
〜完〜
現役看護師、心理カウンセラー、
グリーフ専門士
のかずママが
かずママのプロフィール
【2人の兄についての記事】