今日は暖かった 日中の気温が二けたの15℃
しかも2020年2月1日以来4年ぶりとなる積雪ゼロだったらしい
自転車のチームメンバーの中にはこの時期に100kmほど走った兵がいた
この気温だと走りたくはなるわ
さて、仕事から帰宅してランニングしようか迷う
東京マラソンまで3週間を切っており、徐々に負荷を下げる時期に入る
今日は休足日にしようかと思っていたが、良い天気なので走ることにした。
明日は今日より6℃下がる予報らしいので、走るなら今日
今回はキロ4分30秒前後を狙った『閾値走』を行う。
『閾値』と言うワードが出たので少しだけトレーニングの話
トレーニングの話
自転車
自転車ではパワートレーニングという確立されたトレーニング方法がある。
これまでは心拍によるトレーニングが主だったが、最近はパワーメーターの普及により正確なパワーが数値化された。
これは機材スポーツだからこそ出来るトレーニング方法である。
自転車では昔から乳酸性作業閾値(LT)でのトレーニングがある。これは理論上、1時間程度継続できる強度のことで、これ以上のパワーを出すとツラくなる領域である。
最近ではLT値に似た意味の「FTP」を使うことが多い。
「Functional Threshold Power」の頭文字をとったもので、1時間維持できるパワーの平均値である。
そのFTPを算出するとてもキツいテストがある
テスト方法はいくつかあるが、一般的な方法は20分全力走で出たパワー平均値の95%がFTPとなる。
そのFTP数値を基準にさまざまなトレーニングメニューがある。
パワーメーターの普及によりFTPの数値を正確に算出でき、より効率的なトレーニングを行うことができる。
ランニング
ランニングのトレーニング方法については全く知識がないため調べてみた。
ダニエル理論『VDOT』という走力指標というのがあることを知った。
簡単に言えば、ある一定の計算式で算出された数値に基づいて実施するトレーニング方法だ
基本となるのは全力で走ったタイム(これは自転車で言うFTPテストと似ている)
種目は1.5K 3.0K 5.0K 10K ハーフ フルの中でどれでもよい
各種目の自己ベストに相当するVDOTを用いてトレーニング強度を決めていくものである
今はタイムを入力すれば、自動で計算してくれる便利なアプリがある
私は昨年出場した桜マラソン(ハーフマラソン)のタイムを使って算出してみた
VDOTレベルは45.9
VDOTレベルが決まると各トレーニングにおける強度を示してくれるのでとても分かりやすい
各トレーニング
Eペース(イージーペース)
Mペース(マラソンペース)
Tペース(閾値ペース)
Iペース(インターバルペース)
Rペース(レペティションペース)
私の各トレーニングでの強度(ペース)は次のとおり
当然、閾値走のペースはいつもより速い
スタミナは一朝一夕でつくれるものではないが、スピードはコツを掴めばある程度は伸びる
実際フォーム(意識)を少し変えたら、ペースが上がった。
ただし、これを維持するにはまた違う箇所を鍛えなければならない
今回は8キロ、40分間なので何とか保てた。
スタミナがない私はこのペースだと10kmが限界かと思われる
ただ、ラップを見ると、目標値のキロ4分34秒を上回っていたので閾値走トレーニングとしては成功だろう
![口笛](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/010.png)
本日のランニングデータ