19ストラディック C2000SHGにベアリング追加しました。いつもベアリングを注文しているところから物が届かなかったので、モノタロウで再度注文しました。
前回はコチラです。この記事の後半に、①スプール受、②ハンドルノブの2箇所にベアリングを交換した記事を載せています。これで8BB仕様となります。
今回はその続きです。交換箇所は、ウォームシャフトの両端とウォームシャフトピンのカラーの3箇所です。
ココ↑
分解図から想定したベアリングのサイズは、
66: 520ZZW5(外径5mm 内径2mm 厚さ2.5mm)
88: 520ZZW5(外径5mm 内径2mm 厚さ2.5mm)
100: 630(外径6mm 内径3mm 厚さ2mm)
です。
バラします↓
手順は...
①スプールを外す。
②スプール受けのイモネジを0.89mmのL字の六角レンチで外す。
③スプール受けを外し、ローターナットカバーをプラスドライバーで外す。
④ローターナットをM12ボックスレンチで外す。このナットは逆ネジです。
⑤ローターを外す。
⑥リールカバーをトルクスレンチ#8で外す。
⑦ボディビスを外す。3箇所。トルクスレンチ#6とプラスドライバーで外す↓
⑧開けます↓
簡単ですがリールの分解手順でした。
基本的に17アルテグラ等と同じパーツ構成です。
摺動子ガイドは1本でした。上位モデルは2本あります。
マイクロモジュールギア
ギアの歯が細かいんですかね?
さて、ベアリングを交換していきます。まず2箇所をベアリングに交換します↓
ウォームシャフトのスプール側
520ZZW5が近いです。
ウォームシャフトのもう片方側は630(厚さ2mm)ではなく、630ZZ(厚さ2.5mm)がピッタリでした。
これでウォームシャフトの両端がベアリングで支持されます
ウォームシャフト ベアリング2点支持
次はウォームシャフトピン周りです。
あれ?
ウォームシャフトピン一式
右側の白いカラーを520サイズのベアリングに交換しようと思いましたが外れません...。無理矢理外せそうですが壊れたらイヤなので、そのままにします。
元に戻します↓
スリキズ防止のカッティングシートを貼って完成です。
これで10BB仕様になりました。
巻いてみると... ベアリング交換の効果はわかりません。予想通りでしたが(笑)。
ウォームシャフト周りのノイズは若干増えた感じです。プラスチックが金属に変わったので仕方ありません。耐久性が上がっていることに期待しましょう。
手持ちのリールは全てフルベアリングにしている私ですが、ベアリング交換はした方が良い部分と別に変えなくてもよい部分があると考えています。
Mustな箇所は"ラインローラー"のベアリングのみです。
次に交換した方が良いのはハンドルノブのプラカラー。プラカラーはどうしても使っているうちに削れてきます。残りの箇所は... 趣味と心の保険ですね(笑)。
今のリールはエントリークラスでもピニオンギアの両端がベアリングで2点支持されており、力がかかる部分はしっかりしています。
シマノはサハラからX-SHIPが採用されていますから凄いですね。ダイワも18レガリスからピニオンギアはベアリング2点支持にしているので、エントリークラスのリールへの採用が拡がっていくでしょう。
さて、これで準備は整いました。後はいつ大物狙いに行くか?ですね...。
つづく。
----------------------------------------------------------------
おまけ
何か良いんですよね〜 19ストラディック。で、管釣り用に初めて買ったリールと似ていました。
これ↓
シルバーを基調としたシンプルな色使いが良く似ています。カッコよく、値段も安く、当時のエントリークラス最強リールだと思います。
無難なシルバーの19ストラディック、長い付き合いになりそうです。
おわり。