占星術では星座の境界線付近をカスプと呼び、前後の星座の両方の性質を持つとされる。
「Cusp」は日本語で「先端」「頂点」「境界」「変わり目」といった意味で使われます。例えば、数学では2つの曲線の交点(尖点)、天文では三日月の上端や下端、占星術では一つの星座から次の星座への変わり目を指します。
角度を厳密に計算し、ここから先はA、ここから後ろはBと線引きするのでなく、AとBが重複し、人によって、または状況によってAとBのどちらかが全面に出てもう一方は後方に下がるのではないか?
●若槻千夏。1984年5月28日

~38.66~
ヘッド 双子座 6.59
太陽 双子座 6.96
~38~
ベスタ 蟹座 14.96
~104.74~
冥王星 天秤座 29.78
~36.81~
テイル 射手座 6.59
~35.14~
木星 山羊座 11.73
~106.20~
フーリッシュ・バルムンク+36~36~144~144
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https://ameblo.jp/kyuuseieki/entry-12885889830.html
●稲田弘(世界最高齢92歳のトライアスロン選手)
テイル37金星36太陽107ヘッド37天王星36キロン107テイル
36~36~108~36~36~108
36度系アイギス。
恐らくパラス系では最強格の加護。
https://ameblo.jp/kyuuseieki/entry-12883722182.html
36~36~144~144
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若槻千夏さんは大凶のフーリッシュ・バルムンクと芸術的な36度系大剣が向かい合い、37.5~37.5~106.5~36~36~106.5のアイギスになっている。
しかし若槻さんに中居正広さんや渡部建さんのような犯罪性はなく、フーリッシュ・バルムンクの凶意は中和されている。
それは36度系大剣の効果なのかもしれないが、それよりフーリッシュ・バルムンクがアスペクト・カスプにより36度系に化け、事実上の36度系アイギスとして作用してるのではないか?
あるいは40度系のガネーシャ(金運)も考えられる。
だとするなら半暗君アスペクトに見られる72度と75度の重複も当然であり、ダブルミーニングの複合アスペクトとして両立させ、両論併記すべきなのかもしれない。
例えば72度と75度の中間の73.5度などはオーブがどちらから見ても1.5度のタイトだが、厳密さを重んじ、どちらか一方のみに限定するのでなく、両方効いてると見なし、柔軟に解釈すべきではないか、ということ。
https://ameblo.jp/kyuuseieki/entry-12908614181.html?frm=theme
この記事で取り上げたしっかり者な芸能人の多くは愚かな75度系でなく、働き者で頑張り屋の36度(72度)系のアスペクトとして機能しているのではないか?
https://ameblo.jp/kyuuseieki/entry-12884574599.html
しかし例えばこんな複合アスペクトはどう考えたらいいか。
海王星55ベスタ20火星55土星130
54~18~54~126と見るなら54の十角形のアスペクトとなる。
しかし130=32.7*4で本来は11角形だ。
ベスタ20火星も九角形のアスペクトと見るのが正確だ。
この複合アスペクトを厳密に解釈するならこうなる。
火星75海王星→宗教活動が無駄骨。
ベスタ75土星→現実的課題への専念が無駄骨。
ベスタ20火星→集中した活動が金儲けに向く。
海王星130土星→現実感覚と妄想が結合=陰謀論。
この複合アスペクトを持つ人物は宗教を嫌う一方で現実的な医療を軽視し、陰謀論にはまっていた。
火星海王星の象意であるギャンブルやFXで恐らく財産を溶かし、病という現実問題を解決できなかった。
これは75度の困難に対する退屈さや無関心の作用だ。
結果、経済活動に専念できず、困窮して亡くなった。
これを十角形の複合アスペクトと読むならスピリチュアルに専念し、現実的な活動で過労ぎみに働くとなる。
あるいはその結果の過労死。
もしかしたらその方が成功し、死なずにすんだかもしれない。
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ここでも書いたが、恐らく後者の柔軟な解釈の方が当たっているという同じ生年月日の人もいるだろう。
これは誕生日が同じ双子なのに全然性格や人生が違う現象のヒントになるかもしれない。
アスペクトのカスプは想像以上に緩く設定されており、重複したアスペクトは一見同じでも個々で選択性があり、どのアスペクトを強調させるかで天地の開きが出るのではないか?
カスプとは境界線というより国境の係争地における緩衝地帯であり、どちらの領土かはかなり曖昧なのではないか?