新年、明けましておめでとうございます。
運命について何かと暗い側面ばかり取り上げがちなこのブログだが、新年一発目はめでたい話題にしたい。
めでたいと言えば天皇陛下の新年祝賀だが、皇族王族から派生して「王の資質」について語りたいと思う。
といってもそれはホロスコープに宿る星の定めた資質であって品格とか高貴さとは関係ない。
下品な王や犯罪者まがいの王もいるだろう。
何が王を王たらしめるか。
その一つのポイントとして今回取り上げる。
●国家の支配者
それはこのブログで何度も取り上げたこれだ。
牡羊座11度、「国の支配者」、国家権力。
このサビアン度数をネイタルの数量に持つ。
たったそれだけで平民が王に成り上がる可能性が急上昇する。
もちろん例外や不発もあるだろうが、各界の実力者にこの度数が出ると「でしょうね」と納得してしまう。
ざっと調べたところでは、生き様の木星土星にこの「国家の支配者」を持つのは、
豊臣秀吉。ナポレオン。渋沢栄一。美智子さま。中居正広さん。
追記。加えて有吉弘行さん。
太陽土星に持つのは織田信長と美容整形医の麻生泰さん。
織田信長、豊臣秀吉、ナポレオンを調べて一発で「国家の支配者」が出るのはこの法則が運命を決める急所だからであり、数量星占の凄さの一端だ。
あまりにも簡単に保持者が見つかったので調べた数も10に満たない。
探せばもっといるだろう。
追記。
毛利元就の太陽土星にも国家の支配者がある。
同時に逮捕度数も。木星土星には破壊、太陽木星にも逮捕。
追記2。
マツコ・デラックスさんも太陽土星に国の支配者。
同時に敗北の分配もある。
太陽木星には破壊。
大悟者のダンテス・ダイジも太陽土星に国の支配者。
太陽木星に山火事、逮捕。
ノーベル文学賞のヘルマン・ヘッセも太陽土星に国の支配者。
ノーベル生理学医学賞の山中伸弥さんも太陽土星に国の支配者。
エドガー・アラン・ポーは木星土星に国の支配者。
太陽土星にダブルで山の巡礼。
太宰治は太陽土星に国の支配者。
同時に敗北の分配。また、この度数も王の資質がある。
山羊座27度、「山の巡礼」、目標に向け集中し、社会の頂点を目指す。
これは織田信長の木星土星にあった。
ムッソリーニには太陽土星、木星土星に保持。
オラニエ公ウィレムは太陽木星、太陽土星に保持。
ルドルフ・シュタイナーは木星土星が山の巡礼。
●凶意の反転
天下を取った戦国武将や皇族に嫁いだ皇后さまを調べると意外にも大凶とされるサビアンの持ち主が多かった。
これは何かと思うと絶対値の高いマイナス数値は反転させればプラスと同義ということだろう。
例えば逮捕度数は自分が捕まるのでなく、標的を見定め捕まえる方になれば良い。
敗北の分配は他人に敗北を押し付ければ自分は勝利する。
破壊度数も政敵を破壊すれば自分は安泰だ。
端から見れば損害を他人に擦り付けるのは好ましくないが、結果重視なら勝てば官軍なのだろう。
この具体例は徳川家康(山火事、逮捕)が筆頭だが、豊臣秀吉にも国家権力と共に敗北の分配が木星土星にある。
皇族の方々にも数人おられるが、不敬にあたるので実名は避ける。
中居正広さんも木星土星に敗北の分配を持っており、スキャンダルが露見するまでは芸能界で強い権力を持っていた。
また岸田元首相にも敗北の分配があり、しかもプラスマイナス両方に出ていたため彼個人は政界で勝利したが周りは、または国民は敗北を押し付けられた。
そういえば政治家に凶サビアンが多いと以前指摘したが、それが彼らが政界で出世した理由だと今は思う。
https://ameblo.jp/kyuuseieki/entry-12860293011.html
新年は王の寿ぎから始まるが、利他なき王権は早晩打倒される。
信長もナポレオンも末路は悲惨だ。
自分に王の資質があるならば、社会福祉に尽力した渋沢栄一のような生き方を目指すべきだろう。
むしろ人の本質は寿ぎにある。
ホロスコープに王の資質がなくとも人の幸福を願える利他心こそ人の上に立つ者の資質だ。
それがない王は他人の不幸の上に城を築く第六天魔王となり、やがてトラサタに断罪される。
・織田信長
N太陽、蟹座15
Nパラス、獅子座28
1582年6月21日。
T海王星、蟹座16。太陽と合。
T天王星、水瓶座23。パラスとオポジション(オーブ5)。
本能寺の変で自害。
元日なのに結局不心得者に釘を指す結論になったが、禍福があざなえる縄のごとくある限りこれも占い師の宿業か。