有言実行と不言実行 | 運命ハック

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オリジナル占術を幾つか編み出しましたので、それを用いて不定期に占っていきます。

新年に抱負を掲げる。

良くある光景だ。

それは有言実行の有言であり、アファメーションだ。

>アファメーションとは、自分の理想やポジティブな未来、
>目標達成した状態を思い描き、言語化して繰り返し宣言する手法です。
>自己達成予言とも呼ばれ、不安やネガティブな感情を払しょくして、
>前に進む意欲や集中力を生み出します。

>有言実行
>〘 名詞 〙 ( 「不言実行」をもじって作られた語 ) 言ったことは必ず実行すること。
>また、格別に言いたてて事を行なうことをもいう。


この有言実行には得意分野の最高到達点を目標にし努力するものと、苦手分野を実行するよう尻に火を付ける意味での宣誓がある。

しかし本当に得意なら黙ってやる。
それが不言実行であり、逆に言えば苦手分野には手を出さない分別があると言うこと。

それは自分を取り巻く社会環境にも言え、到底できないことを人にやらせるのは分別がない。
例えば虚弱体質に無理やりマラソンをやらせたり、コミュ障に社交的にさせるなど。

それを社会が強要する前に体を鍛えさせ、コミュ障を適切なプログラムで治療するのが先決だろう。


問題はその苦手がホロスコープに書かれてない場合だ。
本来は得意なはずなのにできない。
それゆえ天命を果たせず行き詰まる。

その苦手意識は星の定めでなく、生後親の養育や学校教育、社会での待遇によって植え付けられる場合がある。

家庭で虐待されれば一発で脳が発達不全となり人格が歪む。
学校でいじめられればそれでも人格が歪む。
社会での人種や性別、容姿で差別迫害されれば人格が歪む。

そうなってしまえばいくらホロスコープを読解しても開運できず、有言実行のためアファメーションを試みても何もできない。

不言実行で日々行うのは並み以下の振る舞いであり、油断するとあらゆる分野で管理不行きとなり生活が乱れ、人生が「汚部屋ハウス」になる。

これには境界知能の問題もあるだろうが、人格の歪曲も乗っかっていることだろう。


正常な人間は得意分野を不言実行し、その延長線の大目標をアファメーションにより有言実行する。
それが星の定めと合致したとき、天命を果たし大成功する。

異常な人間は不得意分野を有言実行しようとするも達成できず、自滅する。
それが星の定めと合致したとしても天命を果たせず、大失敗する。
なんなら天命不履行で天罰まで下り、泣きっ面に蜂になる。

この対比の落差は生後の親の養育や学校教育、社会での待遇によって生じる。

それゆえ有言不言にかかわらず何かの実行に際し、脳や人格の歪みを正す矯正は事を起こす前の必須事項となる。


例えば数量星占で「国の支配者」や「山の巡礼」が出ても自分に王の資質があると自覚しなければ発動しない。
折角の資質も種を意識し水をやり、丹念に世話しないと発芽しない。

占いによる資質の読解も重要だが、家庭的・社会的要因により才能を潰されている場合、その自覚と呪縛の解除が何より重要となる。