地球脱獄メソッド | 運命ハック

運命ハック

オリジナル占術を幾つか編み出しましたので、それを用いて不定期に占っていきます。
今後も独自の占術を産み出し、完成させていきます。

地球での転生ループから脱出するには大悟が望ましい(エイリアン・インタビュー)。

しかし必須ではない(●の技法)。

大悟の前後では過去生の記憶を思い出す必要がある(エイリアン・インタビュー、●の技法)。

正常な形で過去生を思い出すには正常な形の魂の器、転生アバターが必要で、その修復が必須である(●の技法)。

魂アバターの修復には●の瞑想にプラスしてトラウマの解消が必要で(●の技法)、それには被害者トラウマと加害者トラウマがある。


加害者トラウマは見逃されがちであり、●の技法でも言及はない。
しかし世の中の人格障害者は幼少期の虐待を起因に被害者トラウマがあり、その反動で加害者となり、無自覚な加害者トラウマ(罪悪感)により深層心理の童心、インナーチャイルド、インナーベビーが傷ついている。

それを癒すアプローチが特段必要であり、それを技法として確立することが望まれる。
そのヒントは各宗教の懺悔と贖罪にあり、特に懺悔とその前の罪の自覚、申し訳ないという意識は加害者の認知の歪みを正すには決定的に重要となる。

特に「叱らない教育」で育った人間は何が悪いか自覚しにくく、大人になって注意されても反発する癖がついており、度しがたい。
それは躾を怠り、猫可愛がりしたペットの傍若無人さと何ら変わらない。


人間の乳幼児期はガラスのハートであり、スキンシップに過不足があれば即座にトラウマとなり人格が歪むが、許容範囲内の叱責や軽度の優しい体罰はむしろ必要と言える。

よく少年院のルポルタージュで「叱られて嬉しかった」という描写があるが、正しい意思(愛情)が乗れば気持ちは通じ合うものだ。
それが親子ならばなおのこと。

ただし親が過度の体罰を受けた人格障害者の場合はその限りでない。
親となる男女が過去の虐待により人格障害者となっている場合、子供をもうける前に人格の治療が必須となる。
でなければ毒人格が親子間感染する。


虐待サバイバーとなった人間のなかには過去の体験から「自分は絶対子供を叩かない、殴らない」と心に誓う者がいるが、その決心がかえって過保護により子供の獣性を野放図に引き伸ばし、モンスターを育てることもある。

また、虐待サバイバーは暴力は自制しても内なる嗜虐性を治療しなければ暴言という形で悪意が噴出し、それに飲酒が伴えば限度を超えた言葉の虐待になり得る。

酒乱とは酒の勢いで粗暴になることだが、暴言の酒乱になることは物理的被害がないぶん軽視されがちである。

その種の人間は手を出さなければ何を言ってもいいと高をくくっているからたちが悪い。


これは飲食店等で店員に暴言をはくカスハラを事件化しにくいのと同じで対処が難しい。
暴言は録音でもしない限り証拠が残らず、特に子供に向けられた悪意ある言葉のナイフは鋭利さを増し、危険である。

むしろ身体的虐待の方が忘れにくく、治療の際には取り組みやすいとさえ言える。
大人の言葉を理解できない乳幼児期にただ醜悪な表情と態度で大声で喚かれたら、それは理解不能な恐怖でしかない。

大人でも海外で理解できない現地語で罵られたら怖いのに、ガラスのハートである幼少期にそれを受けたらダメージの大きさは計り知れない。


虐待サバイバーの内に潜む嗜虐性が溢れ、発散しなければ精神が耐えられないならば、その出口は弱い者への暴力か暴言の二択になる。
なけなしの良心から暴力を自制しても、暴言を子供に向けて思う存分吐き出すなら暴力を自制した意味がない。

暴言には軽微な悪口も含まれるが、虐待やいじめである自覚を持つ確信犯は少ない。

彼らに罪の意識を自覚させるのは至難の技で、できるのは自分のなかにある無自覚な加害のサーチ、自己検証のみだ。


他人に罪を自覚させる労力は無駄である。
特に毒親やいじめ気質の人間を責めたところで詮無きこと。


それより人格障害者、犯罪者とは距離を取り、自衛しつつ彼らから感染した自分の異常さを治療する方が衛生的かつコスパがいい。

人生は短く、分からず屋の赤の他人に構ってる暇はない。


遠巻きに彼らの浅ましさに同情し、哀れむ方が賢明だ。

復讐してやろう、クレームを入れてやろうとするのは正当な権利に思えるが、やり過ぎれば過剰防衛の加害者の仲間入りだ。


志ある人間は、地球脱獄の第一歩として自らの心の内に潜む嗜虐性と向き合い、過去、または現在進行形の周囲への加害・迷惑を自覚・反省し、被害者に直接懺悔・謝罪し、罪を償うべきだ。

その禊が済んだ上で晴れて自らの被害者としてのトラウマを治癒する段階に入れる。

加害者の分際で被害者を気取り、自分が傷つけた本当の被害者を踏みつけにし、その人を加害者として責め立てるなどあってはならないことだ。



加害者トラウマを治療した次は被害者トラウマの治療であり、それと並行して●の瞑想により魂の器、転生アバターを修復する。

それでやっと人口爆発以前の原型的な人間の性能に回復でき、古代から続く大悟や霊能の修行を有効活用できるようになる。

「裂」の転生アバターの修復。
「虐」のトラウマの解消。
「忘」の失った過去生記憶や転生前契約の思いだし。
「囚」の地球からの脱出(地球との再契約・契約更新の拒絶)、輪廻からの解脱(大悟)。


実際に地球で起こった出来事の時系列的には「裂」の転生アバター分裂より「虐」のルーシュ搾取のための人間いじめの方が先だ。
しかし脱獄メソッドとしては転生アバターの修復の方がやや先行して進める必要がある。
人間の性能が劣化したままではトラウマを直視できず、原因を取り除けないためだ。

どちらを優先すべきかの問題はトラウマにも言え、被害者トラウマより加害者トラウマの方が先であるべきだが、取っ付きやすいなら被害者トラウマを先行させても構わない。
ただ壁にぶつかるなら加害者トラウマを棚上げにしたツケだろうから、見て見ぬ振りを止め、自らの加害性を直視し見直すべきだ。

加害のハードルは本来もっと下にあるべきで、相手が赤ちゃんだと仮定して泣くような言動をしてるなら加害者だと自覚すべきだ。

なぜなら相手の心の内にはインナーベビーが隠れており、その傷つきやすさは大人になっても同じなのだから。



●Wikipediaの記述について。

********************

罪悪感と疾患
反社会性パーソナリティ障害のように罪悪感を抱かない者や、自己愛性パーソナリティ障害のように罪悪感を抱く要素を迂回してしまう者もいる。


逆にうつ病では自己否定に関連して本来は自身に責任の無い事柄にまで罪悪感を抱く場合がある。

********************


人格障害については罪悪感の異常な欠如を自覚する必要があり、そのために自らの加害性を自認し、その結果として懺悔に至る。

うつ病については自らが被害者であることを認知し、それへの慈悲・慈愛でケア。


うつ病は比較的話題に上るが、人格障害はあからさまに指摘できないし、本人はもちろん自覚してないから万事休す。

それゆえに野放しで獣が跋扈している。

加害性の自覚というアプローチの必要性が広く社会に認知されることが望まれる。



********************

罪悪感と社会現象
サバイバーズ・ギルトと呼ばれる現象が報告されている。戦争や事故・災害などの偶発的な事件に遭いながらも生き残った者が、命を失った者がいるのに自分が生き残ったことに罪悪感を抱き、自分の生を否定的に感じてしまうことがある。

児童虐待では、虐待を行った側が自身の行為に対して罪悪感を抱く場合がある。育児に関するノイローゼでは育児ストレスの最大要因である子供を攻撃してしまい、事後になって自身の行為に罪悪感を抱くとされる。


戦争犯罪によって生まれる罪悪感については、ナチス・ドイツと太平洋戦争中の日本人による行為に対して、戦後の2国が、いかに、その過去に立ち向かったかを比較して扱ったイアン・ブルマの著作が、広く知られている。

********************


サバイバーズ・ギルトと戦争犯罪は、罪悪感が残留し、申し訳ないと思うなら気の済むまで懺悔すればいい。

ただし宗教や教団が関与してるならば排除すべきで、一人の人間として罪の意識に向き合うべきである。


ただ、基本的に懺悔は生きてる人間に対し直接謝り、許しを乞うのがセオリーであり、故人に対しては墓前や仏壇の前で成仏を祈るしかない。

それは謝罪でなく鎮魂であり、遺族の心の治癒を目的とする。


果たして自分のなかのモヤモヤが罪悪感なのか、喪失感なのか。

後者ならうつ病と同じく必要なのは慈悲・慈愛であり、懺悔では解決しないことを理解すべきだろう。


慈愛のトリクルダウンを自らの内奥から溢れさせ、それをもって故人の鎮魂に当てる。

相手を自分の慈悲で包み込み、抱擁する。


因果関係に齟齬がある不当な罪悪感とは自尊心の欠如に起因するため、懺悔でなく慈悲・慈愛を薬とするのが最良の選択だろう。



児童虐待の加害者が罪悪感を抱くのは正常であり、自分が悪いのだから子供に対して心から謝罪し、償うしかない。

虐待児童はほとんどが愛着障害を発症し人格が歪められているので、愛情の再注入による育て直しが必要となる。


もちろん、それにはまず毒親自身のトラウマの解決が求められる。

汚れた手で殴ったから汚れた手で頭を撫でるんだと息巻いても、問題は殴ったことだけでなく手が汚れてることだと自覚すべきだ。


汚い手で子供の体に触れるのが憚られるように、汚い心で子供の心に介入すべきではない。