外法の器作り | 運命ハック

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オリジナル占術を幾つか編み出しましたので、それを用いて不定期に占っていきます。

前回のこの記述。

>①長期的絶望・諦観→「慈愛」の湧出→ケトジェニックな安全基地。
>②安全基地→トラウマ直視・解消→「童心」・インナーチャイルドの顕現。
>③童心の保持→只管打坐などの本格的瞑想修行→「大悟」。

①の絶望は②のトラウマ直視=現実直視があって生じる。
①の諦観も結果的に③の瞑想状態に近似する。
「直視→絶望→諦観(シータ波)→瞑想(ガンマ波)(→変容)→直視」は一直線で結ばれ、ループしている。
成果物を生む工程でやることは3段階ともほぼ同じだ。

しかしその都度、量的臨界突破が質的変容をもたらすたびに形成される成果物は慈愛や童心、大悟であって、それぞれ微妙に異なり徐々に段階が上がり、スケールアップする。

①で形成されるのは愛着の器である安全基地。
②で形成されるのは潜在意識の浄化で生じるインナーチャイルドの聖域。
③は既にある人としての器の破壊、輪廻からの解脱、空(くう)。

つまり①②で器の破損や汚染を修繕・浄化し、完成させたあと③で壊す。
破壊のための修繕。
修繕しなければ壊せないからこその修繕。

その目標設定があるから絶望や苦行が正当化されるのであり、グノーシス主義や仏教、エックハルト、エミール・シオランの系譜、死道は、苦痛を忌避し希望に満ちた生道を歩む常人からすれば異端であり、狂気であり外道にすぎない。

しかし苦痛の真の原因が「地球に生まれてきたこと」であると看破する死道の先人たちは、死産のために産道を逆行する。
その正気を理解できるか否か。