数理の変遷 | 運命ハック

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オリジナル占術を幾つか編み出しましたので、それを用いて不定期に占っていきます。

数理の変遷をまとめてみます。


1、太極。
2、陽・陰。
3、水・火・冥。
4、火・地・風・水。
5、木・火・土・金・水。
6、木・火・土・冥・金・水。
7、陰・木・火・土・金・水・陽。
8、水・地・雷・風・天・沢・山・火。
9、水・地・雷・風・冥・天・沢・山・火
10、木陽・木陰、火陽・火陰、土陽・土陰、金陽・金陰、水陽・水陰。


数字が進んだ時、変化した所は、

1から2、太極→陽・陰。
2から3、陰→火・冥。
3から4、冥→地・風。
4から5、風→木・金。
5から6、土→土・冥。
6から7、冥→陰・陽。
7から8、陽→雷・沢。
8から9、地→地・冥。
9から10、冥→火・水。


これを見ると、1・2・3の三進法になってますね。
1で元々陽性寄りの太極・風・陽が自身の複製と陰性寄りの新たな属性を創造しています。
2では元々陰性寄りの陰・土・地が自身の複製と極大の陰である冥を生み出しています。
3では、冥が自身の複製に加え、陽気のある新たな属性を生み出しています。
極陽が陰陽を生み、陰が極陰を生み、極陰が陽を生んでいます。
そして陽がスケールダウンしながら陰陽を生み、数が増殖していきます。

この循環自体が根源的な1・2・3、点・線・形、活動・固定・柔軟の三進法になっており、相似形です。
これは私が六行数理術と名づけた思想にも通じます。
六行と言ってもその根本は三行です。

三進法は図形であり、空間であり、現実。
二進法は数量であり、時間であり、精神。
2は3より小さいので先輩かと思いきや、3の前には大先輩の1がいます。
だから2は3より後輩の系列です。

占星術では数量的相法より図形的アスペクトが、東洋占術では2×5より3×3、または3×4が肉体に直に作用し、未来予測が当たると言うことだと思います。
ただ心因性の、内発性のエネルギーによって精神が肉体を動かし、現実を変える場合はその限りではありません。
ここに精神は肉体を克服できるか、時間は空間を超越できるかと言う究極の命題が生まれます。


ちなみに10から11は、上述の法則で言うと、陽が新たな陰性の属性を生むと思われます。
そして11から12で陰が冥を生みます。
十二支では木・火・金・水×陰陽の8に土×4を足して12としていますが、土の内2つは土の陰陽で良いとして残りの2つの内1つは冥であり、最後の1つは陰気の何かですが、その特質として冥と対になる強さがあると思われます。
極限の陰である冥にも陰陽があると考えると変な感じですが、数字が増えていく毎にスケールダウンしていきますから、冥と言っても名ばかりで形骸化してるのでしょう。