ちょっと東洋占術の根本理論である十干十二支などを整理してみます。
・十二支
子・水陽
丑・土陰
寅・木陽
卯・木陰
辰・土陽
巳・火陰
午・火陽
未・土陰
申・金陽
酉・金陰
戌・土陽
亥・水陰
・九星
九紫火星、火陰
八白土星、土陽
七赤金星、金陰
六白金星、金陽
五黄土星、土
四緑木星、木陰
三碧木星、木陽
二黒土星、土陰
一白水星、水陽
十二支から九星になる時、数が3つ引かれていますが、これは火と水に分かれていたのが一つに合わさったからですね。
この理屈からすると更に3を引いた六行では木と金が一つになります。
・六行
怒り、火陰
憎しみ、土陰
楽しさ、金陽
愛しさ、木陰
安らぎ、土陽
哀しみ、水陽
マイナス2するとそれぞれ十干、七曜、四元素です。
マイナス2とは、点の1、線の2をカウントしないと言うことですね。
三角形という形になってから奇数・偶数を陰陽としてカウントすると言うことです。
・十干
甲・木陽
乙・木陰
丙・火陽
丁・火陰
戊・土陽
己・土陰
庚・金陽
辛・金陰
壬・水陽
癸・水陰
・七曜
日曜、陽
月曜、陰
火曜、火
水曜、水
木曜、木
金曜、金
土曜、土
七曜は順番がめちゃくちゃですね。
七曜は太陽系を表わしていますのでその順番にすると、日曜、水曜、金曜、月曜、火曜、木曜、土曜。
これを逆行させると、土・木・火・月・金・水・日。
これが木火土金水の五行の並びになるにはどうすれば良いかと言うと、月と日を土に変えれば良いと思います。
土・木・火・土・金・水・土。
そして両サイドの土を消すと五行です。
これは月、または地球が土と言う事です。
また、消されて黒子と化した太陽と土星のサンドによって五行は成立していると言うことでもあります。
五行の正体が分かってしまいましたね。
地球から見た太陽と土星の一歩前の星達との関係性です。
●追記です。
これまでの五行説でも五行と五天体の関連性は語られてきましたが、土を土星としている点が私の考察と異なります。
五方という5つの方位も土は中央ですので、地球とした方が適切だと思います。
+++++++
六行は太陽と土星のいずれかを五黄土星にしていると言うことです。
五黄は冥王星なので、半分に分けて二を掛けた感じでそれぞれ破壊と創造を司っているのでしょう。
また、十二支で土を間にクッションにして木火金水が並ぶのも、それぞれ陰陽を重ねた後に4つある土(太陽、地球、月、土星)に一旦帰るからですね。
そう考えると十二支のスタートは子ではなく寅が適切かと思います。
今回は東洋占術の総まとめのような形になりましたが、今まで曖昧だったことがスッキリしましたので、私としても大きな前進です。